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Yesterday's hero

以前、わたしはnoteで自分のミーハーぶりを書いたことがあります。
小学生の頃から多くのアイドルを好きになりレコード(昭和です!)を買ったり、コンサートに行ったり楽しい思い出がたくさんあります。

高校生になると洋楽を聴くようになり、外タレファンにもなりました。その頃、大好きだったスコットランド出身のベイシティ•ローラーズのヒット曲の中にYesterday's hero(イエスタデイズ ヒーロー)があります。

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将来、自分たちの人気がすたれて誰も自分たちの事を気づかなくなる、そんなイエスタデイズヒーローにはなりたくない。"We don't wanna be a yesterday's hero!" 人気絶頂期に何とも切ない、こんな歌詞を歌っていたボーカルのレスリーも、今は天国に召されてしまいました。


最近では、80年代にヒットを飛ばした幾つかの外国人グループが再結成して各地でコンサートをしています。懐かしい歌を聞けるのはいいけど、変わり果てた容姿を見てショックを受けたり(失礼)、はたまた変わらぬ歌声に当時を思い返したりしています。

改めて月日の流れを感じますが、グループの皆が元気だからこそ再びステージに立つ彼らを見ることが出来る。ある意味、奇跡かもしれません。
ここハワイでもお歳を召したデュランデュランやニューオーダーを観ることが出来ました。
アメリカ本土には来ても、この小さな島にはなかなか来てくれませんからね。

実は今、ハワイには当時、世界中を賑わせたニューキッズ•オン•ザ•ブロックが来ています。約30年前に松田聖子がSeikoの名前で、ニューキッズのドニーとデュエット曲を出して話題になったりしました。

ちょうどその頃、ハワイに移住していた私はある日アラモアナセンターに人混みを見つけました。不思議に思いながらそばに近寄ってみるとなんとアイスクリームショップの中にニューキッズのドニーとジョーダンがいたのです。

若い女の子たちはキャーキャー言いながら、お店の回りを取り囲んでじっと彼らを見つめていました。ミーハーのわたしは、すかさず向かいの土産店で絵はがきとペンを買うとアイスクリームショップに入りました。

そして、アイスクリームを頬張る彼らのテーブルの前に立つと(サインをちょうだい!)と言って買ったばかりの絵はがきとペンを差し出しました。

ドニーはジョーダンに(お前が先に書いてやれよ)と言うと、今度はジョーダンが(お前が書けよ)と言いました。

そして、二人共サインをしてくれました。わたしも若かったです、ごめんなさい。プライベートの時間を邪魔してしまいました。でも、それくらい彼らはスーパースターだったのです。

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ドニーが俳優のマーク ウォールバーグ兄弟たちと創業しているハンバーガーレストラン(ウォールバーガーズ)もアラモアナセンターにオープンしたばかり。それに合わせたかのようにニューキッズの3連夜のコンサート。かつてのヒーロー達が舞い戻ってきます。

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最終日の今夜も、同じ時代を過ごしてきた多くのファンとの歌声がホノルルの夜に響くことでしょう。

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