【StepByStep9枚目】低スぺPCでもStableDiffusionでお絵描きを楽しんじゃおう!
実際私がどんな風にイラストを作っているかStepByStepで実践していこうと思います。
最終的にはこのnoteの扉絵ができあがります。
第9回目はキャラに重点を置いて、うちの子を作成していこうと思います。前回の写真よりとは正反対、はっきりとしたフラットなイラストです。
うちの子設定は↓です。
第一段階t2i-大まかなところを決める
🧁設定とか説明とか
🏁Model・VAE
Model:breakdomainanime_A0440:すごく良くできたアニメ調のモデルです。
VAE:clearvae_main:色味をはっきりさせたかったのでこれを使ってます。
🏁Prompt
キャラを作成するには髪型や服装やそのキャラ特有のアイデンティティを固定しないとダメですよね。そこで思った色を出すために、Promptを色々こねくりまわしました。
色は薄い色から置いていく
色と色同士をくっつけない
BREAKを使ってtokenをそもそも分ける
[:black:0.5]などPromptEditingを使って後半に黒を置くよう指定
これでだいたい80%くらいは思った色がでるようになりました。100%は無理ですね、これだけやっても髪の毛黒とか普通にでます。
厚塗り感を出したくないので<lora:flat2:0.6>を入れて色味を均一にしています。
🏁NegativePrompt
でこ出しにするとキチェ*が現れるのでbindi(インドのあれ)をNegativeに入れてます。(*出典:ぼくの地球を守って)
🏁その他設定
低スぺなので小さな画像でガチャしながら良い感じの背景&キャラ設定の色と相違ないシードを探します。
🧁第一段階生成
べた塗ではない背景に、キャラの設定もまぁまぁばっちりです。
第二段階t2i-拡大しながら顔を奇麗にする
🧁設定とか説明とか
今回はi2iではなくてt2iでControlnetTileで1.5倍に拡大してみましょう。
その時に顔が奇麗になるようにADetailerという機能拡張をを使用してみました。
🏁Model・VAE
同じです、ここでModelを変えて絵柄を変えることもできます。
🏁Prompt
同じです。
🏁NegativePrompt
同じです。
🏁その他設定
🏁ADetailer
生成時間は長くなりますが、最後に顔だけアップスケールして奇麗にしてもらうようにしました。
🏁ControlNet
preprocessor: tile_resample,
model: control_v11f1e_sd15_tile
これを入れておかないと画像が変わってしまうので必須ですね。
🧁第二段階生成
可愛いくできました。顔もかなり修正されたと思います。
第三段階Extras-画像を大きく
🧁設定とか説明とか
1個前の投稿でLamaCleanerを追加したので、拡大する前にせっかくなので使ってみます。使用箇所は太ももとわきの下です。
Extrasでの拡大は以下の通りです。
Postprocess upscale by: 2, Postprocess upscaler: R-ESRGAN 4x+ Anime6B
🧁Step3生成
フラットで可愛いイラストになりました。うちの子可愛い。
低スぺなので描きこみのえぐいイラストはなかなか作成できませんが、こういうイラストも可愛いですよね。
ポイントはやっぱりフラットLoraを使って厚塗り感を無くしたとこかなと思います。解像度低めだとどうしても髪の毛とか澱んでる感じがしていかにもAIだなぁという雰囲気を醸し出してしまいますが、フラットにすれば少しはAI臭消える気がします。
最後に
今回は私がAIイラストで一番好みだと思うSDAI|noteさんのPromptをマネして参考にして作成しました。これとかこれとか描きこみは最低限なのに滑らかな質感がすごく好きです。
次回はBingとPhotopeaなど外部ツールをふんだん使ったイラストを作成していきたいと思います。
記事を気に入って頂けたらサポートしていただけるととっても嬉しいです★