【StepByStep7枚目】低スぺPCでもStableDiffusionでお絵描きを楽しんじゃおう!
実際私がどんな風にイラストを作っているかStepByStepで実践していこうと思います。
最終的にはこのnoteの扉絵ができあがります。
第7回目は色味を抑えたシックなイラストを作成していこうと思います。前回前々回とめちゃくちゃカラフルでしたからね。あと、こういう色ってどうやって出すんだろうって思ってる人も絶対にいると思うので。
そして今までとは志向を変えて、これから紹介するプロンプトはこの動画で紹介されているものです。
ここから全3種類紹介していきたいと思います。
こちらの動画の概要欄からいろんなプロンプトの画像つきスプレッドシートをダウンロードできるので是非お気に入りを探してみて下さい。
一枚目-darkgreyとcyan
🧁設定とか説明とか
🏁Model・VAE
Model:AC0.2-v1.0:一番髪の毛の線が奇麗にでたのでこのモデルにしましたが、他のモデルでも同じように個性的な色はでます。
VAE:kl-f8-anime:手持ちのVAEの中で一番コントラストが高く、高発色なので使用しました。モデルによっては白とびしてしまうくらいです。
🏁Prompt
今回は色を抑えたイラストということで、キーワードを太字にしておきました。一番のカギはlimited paletteです。これは結構強力でこれを入れるだけでプロンプトの中にある色を拾って色数を限定してくれます。
今回使われた色は髪の毛のdarkgrey、目のblue、それからキャミソールのcyanです。
🏁NegativePrompt
こちらもスプレッドシートから。
🏁その他設定
384×512でも十分かっこいい絵はでます。が髪の毛の線の繊細さを出したかったので512x768でがんばりました。
🧁1枚目生成
どうですか?darkgreyとcyanが効いていてクールな印象のイラストになりました。どうしてこのような効き方になるのかは、AIのみぞ知るということだと思いますが、この一期一会?の様な感じが好きです。
ちなみにこのnoteの扉絵はここからi2iへもっていき、Tiled DiffusionでTiledVAEもEnable,ControlnetのTileも併せてアップスケールしています。1536×2034です。画像が小さいとぼやけてしまうので、、、
2枚目-blackとgold
🧁設定とか説明とか
次は黒と金色の力強いイラストになります。
🏁Model・VAE
Model:AC0.2-v1.0:1枚目と同じです。
VAE:clearvae_main:1枚目と同じだとピンクぽくなったので、こちらに変更。
🏁Prompt
🏁NegativePrompt
🏁その他設定
Steps: 20,
Sampler: Euler,
CFG scale: 7,
Seed: 2880674964,
Size: 512×768,
1枚目の基本が大きかったので(低スぺには十分おおきいのです)こちらも512×768でがんばりました。
🧁2枚目生成
カッコいいですね、黒とゴールドが効いてます。
3枚目-onyx theme
🧁設定とか説明とか
これは鉱石の色を反映させてものですね。色だけではなく、物でも色がでてくれます。今回は、オニキスが持つ特徴をテーマにした色です。
🏁Model・VAE
Model:AC0.2-v1.0:2枚目と同じです。
VAE:clearvae_main:2枚目と同じです。
🏁Prompt
onyx themeでオニキスの色味を指定していますね、他にはwhiteとalbinoが入っているのでだいたい白と黒がテーマなんだとうかがえます。
ここを例えばblue themeとかにすると、青がテーマのイラストになります、色々変更してみるのも楽しいと思います。
🏁NegativePrompt
🏁その他設定
今回はいつものサイズ。こんな小さいサイズで生成したことないよ!っていう高スペックの皆様にも知ってほしい、このサイズでも良いイラストは出るのだということを!!
🧁3枚目生成
めちゃくちゃカッコいいです!単純にblackとwhiteではなくonyxとalbinoを指定している所に奥ゆかしさを感じます。雰囲気でていると思います。
最後に
今回はステップバイステップではなかったのですが、色々と楽しめたと思います、色だけに。。。
単純に青だからblueではなくcyanを使ったり、黒だからblackではなくonyxを使ったり、ちょっとの差で人と違う個性を出せるのかも知れません。
次回は、フォトグラファーになった気分で、写真風のイラストにしようかと思ってます。
記事を気に入って頂けたらサポートしていただけるととっても嬉しいです★