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【結成4周年おめでとう】DEEP SQUADというとんでもないグループの話


2023年7月22日。今日はなんの日。そう、BOTさいたま2日目。
いや合ってるけど違う。タイトル見てタイトル。

今日は、DEEP SQUAD結成4周年そしてデビュー3周年の記念日。
そして若手3人の「運命が変わった日」でもある。

例によって例の如く私自身はリアタイ勢ではないけど、後発の人間にとっても記念日は記念日。大人になってから出会った人間の誕生日をいくら祝っても構わないように、知るまで時間のかかったグループの結成日を祝ってもいいはず。大事なのはいつ知るかではなく、どう愛するかである。多分。

ということで今日は記念すべきデビュー日で、しかし諸事情あってメンバーが一堂に会するわけでも、アニバーサリーライブがあるわけでもない。新譜も出ない。ファン的にはなんとも複雑極まりないが、しかし彼らが表に出ないわけでは決してない。
比嘉涼樹と杉山亮司、もといSUZUKIとRYOJIは神戸にいた。WOLF HOWL HARMONYの夢者修行のためである。DEEP SQUADとしての活動を先に知りつつも、WOLF HOWL HARMONYでの活動を通して予想だにしないどでかい沼にハマることになった自分にとって、こうして彼らが活動して姿を見せてくれる事自体が尊い。めちゃくちゃ尊い。こうして彼らがプロの世界に足を踏み入れ、アーティストとして歩み始めた歴史の始まりをお祝いするのはどこのグループの応援をしてても並立していいはずだ。
ということで今日はそんな彼らの結成とデビューとプロの足跡を辿るべくDEEP SQUADの布教記事を書くことにした。BOT待機の人も居酒屋やら夢者修行やら行く人もたくさんDEEP SQUADを聴いてほしい。

・書いた人
GENERATIONSとWOLF HOWL HARMONYの兼任ファン。関西在住。杉山亮司推し。歴はニワカ。同担の友達が欲しい。

・DEEP SQUADとは
6人組コーラスグループ。TAKA, YUICHIRO, KEISEIからなる DEEPを母体に、DEEP VOCALIST AUDITIONで選ばれた宇原雄飛、杉山亮司、比嘉涼樹を加えて結成された。6人全員がリードボーカルを担う変幻自在で百面相のボーカル集団。TikTokは案外ネタに走りがち。最年少と最年長の年齢差が20歳くらい。でも意外とフィーリングが近く、ジェネレーションギャップがあるようであんまりない。ぱっと見おとなしそうに見えてがっつりLDHの個性派ユニット。たまに踊る。

・結成の過程
なんとオーディションの模様が公式(版権元)から全編アップロードされている。太っ腹! オーディションは一次審査からカメラが入っており、二次審査以降はインタビューつき。今見てみたら「あの人も!」「あの人まで?!」という候補生が続出で色々腰を抜かす。
職人時代の攻めた杉山さんも見どころ。いつか久保田利伸カバーしてほしいですね。


ファイナリスト7人の軌跡に関してはこちらをどうぞ。ちなみにファイナリストの高橋怜也くんはいまミュージカル俳優として別の道で頑張っています。


・とにかく曲を聴けなので曲を貼るよ

デビュー曲「Get With You」

元々はオーディションの課題曲。どんな風に各候補生(そして後の合格者)に歌われたかは前項の動画参照。そして候補生のときからデビューまでの1年でいかに磨かれ、鍛えられ、深みを増し、説得力を携えたかはMVと見比べてみたらわかる。正直頂点とさらにその上の争いすぎて素人の私には語るべくもないのだけど、若手組がレベル120がレベル672になるくらい上手くなっていてびびる。そしてその若手組の丁寧な1コーラスの後で入ってくるDEEP組の2コーラスが巧みすぎてさらにびびる。うますぎる。半端なくうまい。ありがとう。
ペンキを塗るMVでひとり本職の元ペンキ職人がいるのがおもろい。あたり前だが適当にやっててもどことなく手つきがプロい。

・神カバー動画「白いマフラー」

DEEP SQUADはDEEP時代のカバー動画をよく出してるんだけど、個人的にはこのカバーが一番好きで、というのもこの曲の杉山さんの衣装がめっちゃいい(そこかよ) もちろんそれもあるけど楽曲アレンジからコーラスワークの作り込みから新規性あるアイデアに満ちていて聴いた後の幸福感が高い。直球のラブソングをよくまとめて小綺麗にしたというのとは一線を画した、多層的で重厚で歌詞の世界観を表現するための洗練されたコーラスである。というかこの曲は6人の声で歌うときの重さと華やかさが非常に合致しているので、絶対にまた6人で歌ってるのを聴きたい。教会でコンサートとかどうでしょうか。キャパどないなんねん。

・なばなの里でききたい「あなたが迷わずに」

プロポーズしようとしてる曲。でその文言がまたいい。世界を生きるに際して人間は迷い葛藤し、苦悩する生き物だが、そこに意味と理由が示されたらあなたは迷わずに済むのではないか、それに自分がなれたらという責任と愛情と幸福感がないまぜになってひとつにふりかかったような世界観の楽曲。こういう曲を歌うのに浮ついた空気感は不適なんだけど、そこはさすが全員が地に足ついたDEEP SQUAD、若手も含めて言うことありません。いいなあ。
なばなの里でプロポーズするのみならず、伊勢湾岸道で帰りながらこれからのことを話し込む図まで浮かんできます。いやあナガシマの仕事は本当に最高でしたね。その最高な仕事をWOLF HOWL HARMONYが担えたことまで含めて最高です。サンキューナガシマ。今年の夏遊びに行く

・演技派SQUADを満喫せよ「2words」

(本能に忠実に死ぬほど再生してる動画貼ったわごめん)
まず曲がいい。曲の大勝利。曲の入りから過去形で言ってるところがもう最高でしかないんだな。
恋愛の楽曲は時制が肝要という持論があって、それをまさに体感できる歌詞の世界観をまずは見てほしい。そしてその歌詞を体現するMVを見てほしい。たくさん回してほんとに 神でしかないから 
見ましたか? 
早く見てください(圧)
夜に別れた後で踵を返したことなんて人間生きてたら人生のどっかでやりますよね。
そのときの表情表現がもうね、神かと。やったことあんのかと。無粋ですけど。伏目が美しいかよと。揺れる睫毛で未練を残すのやめてもらっていいですかと。私は何度もこのブログで言ってるんですが孤独の表象が上手い人が堪らなく好きです。あなたの孤独感ってどこから来てるんですかね? そんなに明るくて朗らかなキャラクターに演技とはいえここまでの寂寞を滲ませられたらこっちはたまんないんですよ。
はい。

とりあえずはやくリンク飛んでください。こんな記事読まなくていいんでリンクから動画を再生してください。歩道橋〜〜〜〜ッ!!!

・りょじすー伝説のはじまり「Deja Vu」

言葉いらんやろ。まだこのブログを読んでる人。夏はまだまだこれからや。まずはこのMVを再生するんや。
いや本当にナガシマスパーランド様がDEEP SQUADにジャンボ海水プールのオファーをくれ続けたおかげで夏の名曲に全く困りません。ありがとうございます。そして私はこの曲調が三度の飯より好きですしこの曲のボーカル構成がDEEP SQUAD楽曲の中で下手したら一番好きです。MVもたぶん一番見ています。1万回くらいもしかしたらわたしかもしれません。好きだ。葬儀でかけてほしい。「既視感」。いやすぎる。縁起が悪い。でも遺言で指定しておきたい。それくらい好きな曲。ラスサビの杉山コーラスに見送られながら出棺できたら快く成仏できる気がする。
つまりは好きです。大好きです。生きてて良かったです。

・ついに踊った6本の感嘆符「VIVA SUMMER!!!!!!」

イントロからぶち上がれる真夏のキラーチューン。歌詞がお茶目でクールで可愛くてちょっとだけエロい。なんかまさに私がDEEP SQUADに抱いてる印象そのものやん(?) そもそも歌詞の入りから「それ自分らのことやん」ってなりますからね
MVはご機嫌なお衣装にちゃめっ気の効いたコミカルな動きにダンスが加わってはっちゃけてるんだけど、しりとりしてるっていうちゃめっ気割り増し要素でさらにブチ上がりです。何回でも見返そう。ちなみにしりとりの単語は結構わかりやすい。「プロポーズ」を考えた人に金一封、「ドーナツ」を考えた方にも金一封差し上げます。それそれ。そういうの望んでました。本邦待望のやつです。


残念ながら(?)今はそれぞれ別の道で頑張っている彼らですが、それぞれ別の道で頑張りながらお互いに切磋琢磨して…という言葉を彼ら自身の口で言ってくれるのがとてもありがたいと思います。そう、また集まれるように磨いてるんですよね色んなものを。磨くのっておそらく自分自身の技量もそうだろうし、人を磨く経験もそうだし、育成以上の教育ってないよなっていうのは自分も日々実感している通りなので、いやーまじで最高の夏を彼らも私らファンも過ごせているんじゃないかと思います。
いつもリスペクトフルでファン思いで丁寧でプロフェッショナルな彼らが再び6本のマイクを持つとき、1人でも多くの方にお帰りと言ってほしいな〜と思いながらこの記事を書きました。ちなみにかく言う私も何度も言いますがWOLF HOWL HARMONYきっかけでDEEP LINKに入ったクソニワカなので、好きになるのに早い遅いはないなって思います! ちなみにDEEPのFCイベントも最高だったのでそれはこちらをご覧ください!

明日の夢者修行、大阪も楽しんできますーーー!
まずは6人の4周年動画を満喫してきます✌️

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Juno
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