見出し画像

子供がバイリンガルになるには?

こんにちは!私は韓国出身で、日本で10年ほど社会人生活を送っています。現在、日本で家庭を持ち、子供もいるのですが、親として「子供に韓国語と日本語の両方をしっかり身に付けさせたい」と考えるようになりました。子供を自然にバイリンガルに育てるのは簡単ではありませんが、日々の生活でちょっとした工夫をすることで、より効果的に二言語を身に付けられるんじゃないかと感じています。今回は、私自身が実践していることや、調べて参考にしている方法をいくつかご紹介します!

1. 家庭での「使い分けルール」を作る

まず、家庭の中で「使い分けルール」を決めるのが効果的だと言われています。例えば、私は韓国語担当、妻は日本語担当といったように、それぞれの言語を決めて話しかけるようにしています。特に幼い子供は環境に敏感で、自然と「この場面ではこの言語を使うんだ」と学びやすいんですね。また、言語を使い分けることで、子供が混乱せずに言語を身に付けられるのがポイントです。

2. 遊びや絵本を通じて楽しく学ぶ

子供が二言語に親しむためには、「勉強」という感覚ではなく「遊びながら学ぶ」ことが大切だと感じています。たとえば、韓国語の絵本や日本語のアニメを一緒に見ることで、自然に言葉を覚えられます。特に絵本は、絵と一緒に言葉を学べるので、子供も楽しんでくれます。さらに、韓国語の歌を流してみたり、日本語の絵本を読み聞かせしてみたりと、さまざまな形で二つの言語に触れる機会を増やしています。

3. 周りのバイリンガル家庭から学ぶ

バイリンガル育児をしている家庭の話を聞くと、参考になるアイデアがたくさんあります。日本では英語と日本語を使い分ける家庭が多いですが、それぞれのご家庭で工夫されている内容は本当にさまざまです。例えば、ある家庭では「家では徹底して英語で会話する」と決めていたり、また別の家庭では「週に一回は外国語だけの日を作る」といった実践方法もありました。こうした方法を知ると、自分の家庭でも試してみたくなり、取り入れやすい部分を真似しています。

4. 「言語の重要性」を伝える

言語を教える際に、なぜこの言葉を覚えることが大事なのかを、子供が分かりやすい形で伝えるのも大切だと思います。私たちの家庭では「韓国語を覚えると、韓国のおじいちゃん・おばあちゃんともっとお話できるよ!」と話しています。日本語も、韓国語も、子供にとって意味があるものなんだと感じてもらうことで、学ぶ意欲も増すようです。

5. 継続が一番大事!

バイリンガル育児で一番難しいのは、何よりも「継続」することです。忙しい日もあるし、ついどちらかの言語だけに偏りがちになりますが、焦らず少しずつ続けることが大切だと思っています。二言語を習得するのには時間がかかりますが、地道に続けていけば、子供も自然と二言語に親しむようになるでしょう。

いいなと思ったら応援しよう!