土地の物語。
こんばんは。
榊原潤です。
先日、香川県の父母々浜を訪れました。
そん時に、おもてなしスタッフの方にめちゃくちゃ貴重な話をしてもらえたんで、今回はそれについて。
父母々浜は、日本の夕陽100選にも選ばれたことのある、多くの人が訪れる観光スポットです。
しかし、過去には工場誘致のための埋め立て計画があったらしいんです。
そこで、地元の方々が浜を守るために清掃活動を始めたと。
そのような想いが届き、計画は中止されることとなりました。
計画が中止された今もなお清掃活動を続けて、美しい浜が守り続けられています。
ざーっくりの流れを要約で書いてるんで、この物語の詳細はサイトを見てみてくださいな。
今回わざわざnoteにしようと思ったのは、
地元の人にとって当たり前だった景色を、価値あるものとして守り続けていこうとした姿勢
に惹かれたから。
今まで色んな地域でイベントに関わってきて、
その場所を訪れる人からしたら価値のあるものなのに、地域住民の方々はそれに気づかず、蔑ろにしてしまっている、資源として売り出すことも、アピールすることができないという現状を知りました。
そんな中で、この美しい浜を守ろうという動きが出たこと、しかもその中心には、開発によって多大な利益を出すことのできる方も含まれていたそうです。
開発よりも保全。
そして後世にまで守り抜く。
最近の日本だと環境保全が求められるからよく反対運動は起こります。
けれど当時はバブル期。
様々な場所で開発が進められていた時期にそのような決断ができること。
何にも変えられない偉業です。
現在自分はイベントに関わることをお休みしています。再開するのかも正直未定。でもまたいつかイベント作れたらいいなって。
それでもこれから先ずっと“地域”に関わり続けていきたい気持ちは変わらないし、地域の魅力発信に関わり続けていたい
地域には物語がある。
そしてその地域とのエピソードが生まれることで、その地域は居場所になる。
観光客を呼び込むこともそうだし、地域のためにもなるような事業を。
これまで培ってきたことも含め、大事なことを再認識させられる出会いでした。
またいつかお話できますように。
いい時を狙って行きますね。
お読みいただきありがとうございました。
では。
心を動かされてものすごく書きたくなる想いの回でした。
でもなかなか一発で書ききれなくて。
いつもになく推敲とかしてましたね。
時間かかっちゃった。
やっぱり間違った情報は書きたくないしさ。
それだけ想いがあったってことで。