絵画の楽しみ方教えます。 その2-6
あんまり古い絵ばかりではなんですので
・・最近の絵で足にまつわる絵画を紹介します。
ノーマン・ロックウェル
ダイアリー
この絵も足が巧妙に仕掛けられています。この女性の奥の足は膝が高く出ています。しかし下方に眼をやれば衣服の様に見せかけて足が描かれています。
どうですか?無意識的に足として見ているのです。
このことによってこの絵に動きが生まれるのです。ノーマン・ロックウェルもかなり古典を研究しています。ダヴィンチにかなり影響を受けていると確信します。それはこの足だけではありません。その件については再度後で説明いたします。この絵はレオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐と深いかかわりがあります。
というように、足だけ見ていても飽きませんね。「絵画の見方教えます1」でも登場したアングルのグランドオダリスクもこの足に興味深いものを感じます。
再度お見せいたします。足についてはこの辺で終わりにいたしましょう。
この絵は左右入れ替えてあります。お判りいただけますね。