見出し画像

絵画の楽しみ方教えます。 その5-4

私は、「最後の晩餐」、「受胎告知」でレオナルド・ダ・ヴィンチの謎解きパターンを発見しました。
最後の晩餐ではペトロの右手が鍵でした。ペトロの逆さ手でナイフを持った右手でした。そして受胎告知ではマリアの膝の形でした。不思議な入口の合図があるのです。本来誰が見てもおかしな部分を人間は単純にレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた絵だから正しく正確に描かれているに決まっている、正確で、間違いなど無いと思い込んでしまうのでしょう。だから、皆、何も気が付かないのかもしれません。それがレオナルド・ダ・ヴィンチの罠でもあるので仕方ないのかもしれません。レオナルド・ダ・ヴィンチから見れば人類自体が出来の悪い落第生のようなものなのです。レオナルド・ダ・ヴィンチも、その分孤独ではあったかもしれません。
 さて、岩窟の聖母はどこに仕掛けが組み込まれているのでしょうか?読者の皆さん、観ていこうではありませんか。ここで、核心から話しを初めても良いのですが少し回り道をしたいと思います。慌てることはないですからね。


登場人物
聖母マリア



画像1

マリアの姿勢は不思議です。立膝をついていることになっているそうですが実に不安定な姿勢です。このままだとマリアは向かって右側に倒れそうですね。水中にいるならば、このポーズも可能でしょうが、陸上で、尚且つ洞窟の中では膝が痛いのではと心配になります。どうもこの絵画は水中の雰囲気が漂います。その一因はこの衣服にもあるかもしれません。この不思議な衣服が水に漂っている感じにさせるのかもしれません。

画像2

息を止める幼児
 この幼児は聖母が優しく手を掛けているようなので、こちらの幼児がキリストかと思いました。しかし、左側の幼児が洗礼者ヨハネという説が有力らしいです。それはロンドン版からそう推察されているだけで、それに捉われてはいけないと私は思います。どちらでも良いし、私には関係ない事なのです。ただ、言えるのは、こちらの幼児は水中で息を止めているように見えということです。 私は冗談でこのような画像を作ってしまいました。

画像3

洗礼者ヨハネだけあって水を扱う訓練が必要なのでしょうか(笑)もちろん冗談ではありますが、この幼児には水中が似合いすぎます。右側の二人が異次元の世界から見ているようです。そういえば、大天使ガブリエルは時空を歪ませ超越できますね。私の受胎告知の章を読んでいただければわかります。

続く・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?