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絵画の楽しみ方教えます。 その2-3
続き・・
まだあったのです。このパターンです。
聖アンナと思しき人物がマリアの足の上に足を載せている。いやはや何とも。こうやってみると、果たしてこの絵は女性二人なのでしょうか?聖アンナは男性かもしれない。マリアは確かに女性に見えます。聖アンナが男性ならこれは夫婦の絵なのかもしれないですね。
可能性とすればマリアと父親とキリスト。聖アンナがキリストで女性は奥さん?そして子供。どうもブルトンの絵の時もル・ナン兄弟の時もキリストの奥さんに関わる描写が多いような気がします。ダヴィンチの本意は分かりませんが、そうやってみると面白く興味深くないでしょうか。深く掘り下げればキリスト教の闇とか都市伝説になってしまいますが、私の役割、目的はそこにはありません。私の目的は私流の絵の見方を紹介するだけですから・・・
ということで、上手く逃げました。(笑)
とは言うものの、ダヴィンチの場合は他のバージョンがあります。足の親指の位置をしっかり描いてあり、どうしようもなく固定化されてみなければならない絵です。しかも構成がこの絵と似ているのです。
その絵を紹介いたしましょう。
続く・・