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絵画の楽しみ方教えます。 その5-9

幼児の顔比較
幼児の顔を比較してみましょう。

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次に左の幼児を反転させ右に持ってきました。

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左の幼児をそのまま近づけてみました。
二人の幼児は似ていると思いませんか。似すぎています。

目を合わせて重ねてみました。

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耳の形も一致します。目、鼻、口の位置も同じです。同一人物なのかどうか見分ける場合、顔以外で耳の形というものも個人差があるものであるようですから見分けるのには有用だと思います。この幼児の耳の形は似すぎていないでしょうか。

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重ねてみました。耳たぶの形も同じです。これは何を意味するのでしょうか。そもそも、私たちはどちらがキリストでどちらが洗礼者ヨハネなのか?初めからそれだけを考えすぎではないでしょうか?同一人物という選択肢を始めから放棄していた可能性があります。
先にも述べましたが、この幼児二人はどちらがキリストで、どちらが洗礼者ヨハネであるか議論が未だに分かれているそうです。ここで私は提案したい。どちらもキリストという仮説。もしこの仮説が正しいとすれば岩窟の聖母の絵の解釈も当然違ってくるはずです。岩窟に聖母マリアとキリストが居る姿を大天使ガブリエルの案内でキリストが自分自身を見ているという仮説も成り立つかもしれません。

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大天使ガブリエルが「これはあなた様自身ですよ。」
キリストが「私が二人いるね。」と2本の指を立てて現わしている可能性。そんな、おとぎ話も仮説の仲間に入れてほしいのです。耳の形から導き出された仮説なので全く根拠のない話でもない気がするのですが、皆さんはどう思われますか?まさかドッペルゲンガーではないと思いますが。・・・・幼児の話はこのくらいで終わりにしましょう。

続く・・

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