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受胎告知は二人で 19
あとがき
いかがであっただろうか?私は数日前に「最後の晩餐はティファニーで」という題名の本を出版した。稚拙な文体であり、また電子出版に私は慣れていないので読みにくいレイアウトにもなってしまった。しかし、その本の内容は500年解けなかった最後の晩餐の謎を解いた画期的な本だと自負している。
私は今回受胎告知の謎に挑戦したわけであるが、深い考察はできなかった。しかし、私は受胎告知にレオナルド・ダ・ヴィンチの聖ヒエロニムスを鍵として重い扉を開けた気持ちである。この最後の晩餐と受胎告知の謎を解くには方法がある。レオナルド・ダ・ヴィンチの謎解き法則と言ってもいいかもしれない。
① 彼の絵は別の彼の絵を使用して謎を解く
② 先入観念を捨て素直に見て違和感のある部分に謎を解く鍵穴がある。最後の晩餐ではペトロの右腕であり、受胎告知はマリアの背後の背もたれである。
この謎を解いて初めてレオナルド・ダ・ヴィンチの言いたかった事、表現したかったことが理解できるのである。ルネサンスとはいったい何だったのであろうか?自我の目覚め?自己の発見?
私はこの最後の晩餐と受胎告知の謎解きをしてみてレオナルド・ダ・ヴィンチの深い宗教観を感じるのである。只絵だけをそのまま鑑賞していたのでは決して知ることはできなかっただろう。500年間隠されていた謎が解けた。果たしてそんな意味があるのだろうか?意味を持たせるのは私ではない。この本を読んでくれたあなた方がそれぞれ考えてもらう方がよさそうである。私はただの謎解き愛好家でしかないからだ。最後まで読んでいただいたあなたに私からプレゼントしたい画像がある。最後にそれをお見せしてお別れする。ありがとう。
カーネーションの聖母背景の山で位置合わせが可能である。
もしかしたら大天使ガブリエルはこの姿をマリアに見せていたのかもしれない。