性的マイノリティを自覚して感じたこと。
性自認に関することを自覚し、ブログを通じてオープンにしたのは初めて。リアルの知り合いにはまだですが。
いつか、オープンにしたほうが自他共に良い、と思えたら話してみたいです。そんな日がくるのだろうか。
若いころ、性自認が男でしたが、性自認なんていう言葉もなければ、”男みたいな女”とか”女みたいな男”、というのは人を貶す時に使う言葉でしたし、怖がりな僕はありのままで居られるわけもなく。性別について、今世は諦めの境地で男性と結婚しました。※私はバイセクシャルですのでちゃんと恋愛的に好きになった男性です。
そして、結婚してからは「もう男性のパートナーがいるんだし」「家族もほしいし」と自分が女性であることへの違和感には目を背け続けました。
ただ生きづらいことに変わりは無くて、他の心身症状として現れてくることがこれまで多々ありました。強迫性障害、パニック障害、うつ病...
性別の違和感にどう折り合いをつけていくか、どう生きていくのが自分らしさなのか、全然ゴールが見えなくて。
でも、「性別に違和感を持った人」という概念がこの現代にはある、ということを知れたことが
大きな一歩でした。存在を許された感覚がありました。
ブログを始めて数日で変わったことがあります。それまでは人と接するのも「僕は女子...僕は女子...」って頭の中で必死で役作りをしながら女性らしいおしゃれをして毎日外に出ていた僕。
頑張らなくてもいいのかな、ありのまま好きな格好をすればいいんだと思ったらあまり緊張しなくなったし、パートナーや父親にも「男の自分でもいいかも」と思えたらイライラしなくなったような気がします。
ブログを綴っていくことで性的マイノリティとしての自分なりの生き方を発信し、見てくださった人と一緒に色んなことを考えていけたら本望です。