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ミュージカル「笑う男」初観劇メモ
1.公演前
昨年秋、スホちゃん主演のミュージカル「笑う男」が再演され、再びスホちゃんがキャスティングされるというニュースが入りました。
スホちゃんの入隊前に最後に参加できるのはEXOの宮城公演だと思っていたのですが、入隊前に最後にもう一度見たい、好評だったミュージカルも観てみたい、と思い、三連休がある1月前半のチケットを取ってみることにしました。
劇団四季や宝塚も含め日本ではミュージカルはたくさん観ており、海外でも現地ツアーで舞台は観ましたが、韓国のミュージカルに行くのは初めて。
チケットはInterParkでチャレンジして、どうしてもなければ代行考えたら?と韓国のミュージカル経験豊富な友人何人かにアドバイスをもらっての発売日当日。
第一次チケットオープンの日、仕事を終わって夜にPCを開いた頃には、スホちゃんの公演だけ見事に売り切れ。それでも粘ってみてたらしばらくしたら出てくるからと聞いて数日間、時間があればPCに張り付いて見ていたら1つ空いた時に遭遇。その後連れの分も取れました。そしてキャンセルできる間は取り直して前に進み続けるのよ!と聞いていたので、何度か取り直して結局2階のS席で2つ近いところで席が取れたところでなんだか安心してしまい、R席まで粘りませんでした。スホちゃんの姿を見られるならもう2階席で十分でした。
ところで、私はミュージカルを理解するほどの語学力を持ち合わせていないため、お話を予習して行きたかったのですが、このヴィクトル・ユーゴー作の「笑う男」という作品、日本語訳が出ていません。Amazonで文庫本でも買ってさらっと読んでいくことはできず、他の方の観劇記でお話を頭に入れ、昨年日本で上演された日本語版「笑う男」のハイライトCDを買って聴き込みました。おかげで本番の公演でも、流れやセリフの想像がつき、よくわかりました。
浦井さんの声をたくさん聴いたので、今度もし日本で再演されたら是非観に行きたいと思います💓
2.公演当日
当日は狎鴎亭からタクシーで会場に向かいました。
「예술의전당」というメモを見せて、Seoul Arts Centerとお願いしました。運転手さんより「いぇ〜すれちょんだん」という発音指導をしてもらいながら(笑)途中ちょっと混みながらも25〜30分で無事到着。友人が、遅れそうになって坂を走ったと言っていたので、こんもりした山の斜面にある森の中の公園みたいな場所をイメージしてたのですが、普通に都会の坂の上でした。
この入り口から入るとそのままオペラハウスへつながります。
オペラハウスということで、雰囲気の想像がつかなかったのですが、ほぼダウンを着たスホペンさんのようで通常のライブと変わらない雰囲気。
チケットは芸術の殿堂入ってすぐではなく、オペラハウス内のカウンターで引き換えました。
いくつか窓口があり、Interparkのglobalだったかforeignerとにかく外国人用のカウンターに行き、予約画面を見せます。韓国語で話されても慌てるなと言われていたので、小心者の私は予約画面を英語にしてプリントしたものとパスポートを渡して、英語でチケットを引き換えてくださいとお願いしました。カウンターの方から日本語で「お名前の読みを言ってください」と言われたので名前を言ったら、チケットを手渡されて無事ゲット。自分の名前が入っていました。
すほちゃん😭😭😭
ギュ💕
今回はスホちゃんのほか、前回もご出演のパク・ガンヒョンさん、Produce101のボーカルの先生イ・ソクフンさん、そしてギュのクアドラプルキャスト。余裕があれば他の方も全員観てみたかったです。
オペラハウスの1階の長い長い列はキャストボードを撮る列。少し遅くなったので、遠目に横から撮りました。
こちらも正面から撮るのは長い列
2階の小さなキャストボードは並びました。
3.本番&感想
私の席は2階で、両脇はそれぞれ1人の本国の方、片方の隣の隣は日本人のお姉様方。場内ほぼ若いスホペンさんですが、家族連れやカップルなどいろいろなお客様ももちろんいます。
最初はグウィンプレンは子役ちゃん(うまい)。ほどなくスホちゃん登場😭宮城よりよく見える(そこ)
「醜い」という経験が今までの人生で一切ないはずのスホちゃんが奇妙で醜い人間を演じるこの役、鬼気迫る気持ち悪い(褒めてますもちろん)時とデアとのシーンの優しい表情の使い分け、そして低音でも高音でもよく伸びる声。何度も歌いあげるところがありますが、目を瞑ってその度に心に刻むように聴きました。
実は日本版のCDで、日本ミュージカル界のプリンスの1人浦井健治さんの声を聴いて「これをスホちゃんが…?」と、期待と不安でいっぱいでした。でも本当に上手だった、EXOのボーカルで聴く優しい声とは違う(発声法が違うんだろうな)ミュージカルの声。
スホちゃんがやる事ならまあちょっとアレでもなんでも100点の大甘ペンだけど、今回は本当に100点満点大満足でした。
双眼鏡をのぞいて必死にスホちゃんの表情を見たり、スホちゃん以外の全体の雰囲気も感じながら、作品全体を楽しみました。
終盤の悲しいシーンでは場内が水を打ったような張り詰めた空気となり、客席も一体となって公演を作り上げていく楽しさも十分味わえました。カーテンコールもあっさりしててよかったです。
帰りはオペラハウスの全貌を見たくて上の階から出ました。
他にもたくさんの施設がある芸術の殿堂
プログラム12,000 KRW
4.最後に
韓国初ミュージカル最高に楽しかったです。スホちゃんが出演するミュージカル、これからもきっとまた観に行きたいと思います。そしてここで見た演技力をこれから映画やドラマで見られるのかと思うと楽しみで仕方ありません。
国内の遠征どまりだった私に新しい世界に一つ踏み出す勇気と翼をくれたスホちゃんをこれからもずっと応援しようと思います。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。