パーソナライズに個人を特定できる情報が本当に必要か?
デジタルで物やサービスを販売しようとする時、日本だと個人情報や属性情報を重宝する傾向があります。
もちろん顧客に負担を与えずに個人情報を取得できるならそれは活用すべきです。
しかしながらNetflixやSpotifyは個人が特定できる情報に頼っていません。どういうことかというと、属性を気にせずに好みだけを気にして音楽や動画のレコメンドをしています。
性別や年齢、住んでいる地域をレコメンドの起点にしていません。
映画や音楽だからできるんでしょ?という方がいますが、これ実はファッションや美容系でも可能です。
よく見ている洋服や、過去にお気に入りに入れた商品がスカートだからといって必ずしも女性だとは限らないですよね。
20代向けの商品を買うのは20代だけではないかもしれません。
フェミニンな香りの香水を買う男性もいます。
今それが欲しい人なら男性でも女性でも18歳でも70歳でも見込み客なんです。
だから個人が特定できるような属性情報を重要視し過ぎる必要はありません。
狙った属性ではないところで売れたりするこがありますがそれもありです。
個人情報や属性情報よりも、今まさに何に興味や関心があるか?
ここを捉えることがパーソナライズのコツです。
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