【「とくダネ!」のファイナルカウントダウンに際し、歴代オープニング曲を日替わりで聴いてると、なんだかとても懐かしく】
毎朝、朝食や身支度の時に何気なくTVのワイドショーをかけていた。
特に観る訳でもなく、ただ時計代わりと朝のBGMの様な役割で。つい観てしまう情報もあるけど、主にルーティンのコーナー…例えば占い、天気予報で「あ、もうこんな時間か」と、時間を意識させる役割の為が主だった。
気分で今週はフジテレビ、今週はTBS、日テレ…とコロコロ替えてはいたが、一度その番組を観るとしばらく続く。
やはり昔は「とくダネ!」を観る機会が多かった。90年代後半から2011年の震災頃までにかけて辺り。前日の夜にフジテレビの番組を観てたから、その流れで翌朝「とくダネ!」という流れ。いわゆる「フジテレビ全盛期」と呼ばれた頃とカブる。
でもまぁ、小倉智昭さんの安定感が定着してたコトもあるが。
「笑っていいとも!」も終わって5年以上経つだろうか。アレ以来、どんな長寿番組も必ず終わる日が来る、の前提で「とくダネ!」もいつか終わるんだろうなとは思ってた。
ラスト一週間を切ってるが、今、日替わりで歴代のオープニング曲が流れてる。
コレには今、毎朝、「うわ!そーだ、この曲の時もあった!懐かしい!」とやられてる。
昔の場面振り返りには興味は無いのだけれど、音楽にはやられるなぁ〜。当時の自分の記憶を突いてくる。
フジテレビ全盛期どころか、テレビ全盛期が過ぎてしまった。Amazon Prime Fire Stickを挿してのネトフリ、プライム、Hulu、YouTubeなどが浸透し、もう数年も経てばTVそのものがリビングから姿を消すだろうと言われてる。
例えば家族4人いれば、4人で1台のTVを観る時代から、4人それぞれがVRグラスを掛けて思い思いの映像・動画を観る世の中になるだろうと。
これから暫く数年は、新しく訪れるイノベーションにワクワクしつつ、消滅してゆくカルチャーと触れてる時間を刻んでおこうと思う。