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次女ちゃんハート日記・1

しばらくnoteをお休みしています。

我が家の三毛猫三姉妹の次女ちゃん

これから『次女ちゃんハート日記』を少しずつ書いていこうと思っています。

まえがき

しばらく私がめまいなどで、調子がイマイチ…というよりイマロクくらいで、寝込んでいました。
その間、ずっと私の看病をしてくれていた次女ちゃん。

次女ちゃんが具合が悪くなった
たった3日前のツイート

ある朝、次女ちゃんが起こしに来ない。

毎朝、目覚ましが鳴る直前に
「朝だにゃー!母ちゃん起きて!」と私の顔や胸に乗って起こしに来るのです。
オトンが朝4時前に起きてTVを観るので、一緒にコタツや、オトンの布団でのんびりしてから、私の起床時間6時前に起こしに来ます。

あれ?珍しいな?
と思いつつ、チラッと見たら次女ちゃんはオトンのベットに寝ていたので、今朝はゆっくり寝てるんだな。と思い、オトンと朝ごはんを食べました。

それでも起きてこないので流石に心配になり、雨戸も閉めたままで真っ暗だったオトンの部屋の照明つけて様子を見ると…

「次女ちゃん!!!」

赤紫色になった舌を出したまま、苦しそうに口呼吸している。
背中は大きく上下に動いている。
目は開いているが声掛けにも反応がない。段々と目も閉じてきた。

心臓発作による呼吸困難だ。

・・・

次女ちゃんは数年前にも突然心臓発作を起こし、動物病院に連れて行きました。
「後2〜3時間です。」と言われ、延命の為の入院を勧められましたが、お断りして
「自宅で家族みんなと過ごさせたい。」と、治療をしてもらい連れて帰りました。
それから毎日、動物病院に通院して治療し、奇跡的に元気になりました。

その時の獣医さんによると、次女ちゃんは生まれつき心臓が弱かったと思われる。加齢と共に心臓への負担が大きくなり、今回のような発作を起こした。
犬はお散歩したり、いつも動いているから体調変化が分かり易い。
猫は運動量が少なく、徐々に具合が悪くなっても変化が分かりづらいので、重篤になってから突然グッタリして気付くことが多いとのこと。
手術をしても逆に負担になるのでしません。
元気になってからも、またいつ発作が起こるか分からないので、環境や体調の変化に気を付けてください。と言われ、自宅で家族と楽しく過ごし数年経ちました。

・・・

前日まで、いつも通り元気だった次女ちゃん。

先生に状態を見せるための動画を慌てて撮る。前回の発作より症状が悪いと素人目でも分かる。
直ぐにかかりつけの動物病院の診察券を見る。
休診日。分院も休診日。

手が震える。落ち着け、落ち着け、落ち着け…。

昔、ケガをしてお世話になった動物病院に連れて行こう。
そこには息子の幼馴染のAちゃんも働いていたはず。
電話をすると直ぐ診てくれるとのこと。
私はめまいと動揺で色々な物を落とす。よろけて家具にぶつかる。リュックに財布が入っているのに、財布がない!と何度も探す。
オトンが「お父さんも一緒に行くからじゅんみはちゃん落ち着いて!」と手伝ってくれて「次女ちゃん、次女ちゃん…」と、ずっと声掛けしてくれていた。
三女ちゃんも心配してウロウロしている。
タクシーが来た。

動物病院に到着して、診察。

動画も見せ、前回の発作の時のことも全て話し、直ぐに色々な検査をしました。
検査後、獣医さんはレントゲンを見ながらじっくり丁寧に容態を説明してくださいました。

・すごく簡単に書くと・

心臓がかなり肥大しているので、圧迫されて心臓の中のポンプにかなり負荷がかかっています。
その影響で大動脈の流れも悪く、肺にも水が大量に溜まっていて、呼吸がとても苦しく危険な状態。
直ぐ治療として、肺の水を尿として出すための注射で、肺と心臓への負担を軽減ようにします。
暫く酸素室で今の呼吸が楽になるよう処置します。
とのこと。

(動揺していて、きちんと覚えていないので、間違っているかもしれません。メモするか、ボイスレコーダーに録音しておけば良かったと、後で思いました。)

獣医さんからの説明より

「先生、寿命は後どれくらいなんですか?」
「まだ何とも言えません。
重篤な状態ですので、治療をして回復するか様子を見ます。」
「もし、また発作が起こったらどうなりますか?」
「万が一、心臓が止まると多臓器不全を起こし、5〜6分です。」

涙がどわーっと溢れる。

獣医さんがティッシュを渡してくれました。
「長女ちゃんのこともあり、お辛いでしょうが、次女ちゃんが必ずよくなると信じましょう。
とにかく回復するよう精一杯やります。
回復してきたら心臓のお薬の服薬も始めますので、様子を見ます。
やはり今回も入院せず自宅に戻りますか?」
「はい、一緒に自宅に戻ります。
病院の中で…ではなく家族と共に過ごさせたいです。
もしかしたら、また回復するかもしれませんし。」
「かしこまりました。
それでは処置後、次女ちゃんも一緒にお帰りになって自宅でも服薬して頂き、明日また検査しましょう。」
「はい、宜しくお願い致します。」

お会計が終わり、オトンと待合室で次女ちゃんの酸素室での処置が終わるまで待つ。
「どうだった?」「今喋れない。」涙が止まらない。

帰宅した。
三女ちゃんが玄関に迎えに来て様子を見ている。
次女ちゃんは、大嫌いなゲージからも出てこれない。
ベットから落ちると危険なので、コタツの横の大好きな座椅子ソファーに寝かせる。
オトンに説明する。ずっと次女ちゃんの頭を撫でる。
隣で三女ちゃんが付き添っている。時折、頭や体をペロペロなめてあげていた。

帰宅後
次女ちゃんに付き添う三女ちゃん

口呼吸から鼻呼吸にはなっていたが、背中は上下に動いて呼吸している。
でも、朝よりは背中の動きも軽減しているようだ。
帰宅して直ぐは、撫で撫でしても、名前を呼んでも反応がなく寝ていた。

長女ちゃんにも「次女ちゃんを守ってあげて!」と、写真の前で何度もお願いする。

しばらく寝ていて起きた次女ちゃんは、よろよろ歩いて餌を少し食べ、水をペロペロ沢山飲んでいる!その後、トイレに行きおしっこも出た!
「次女ちゃん!」
と呼ぶと、クルッと一瞬こちらを向き、そして座椅子に戻って寝た。

ああ、良かった。
とりあえず起きてお水も飲めて、おしっこも出た。

涙がまた出た。

連絡しておいた息子が仕事終わりに飛んで帰って来た。

すれ違いで会えなかった、動物病院で働いているAちゃんもカルテの私と次女ちゃんの名前を見て、ビックリして仕事終わりに来てくれた。

息子が頭を撫で撫ですると、嬉しそうにもっと撫でてと頭を手につけてくる次女ちゃん。
少し歩いて餌を食べ、水を飲んでいた。
「お兄ちゃんパワーだ!」
長女ちゃんも、息子が帰ってくると元気になっていた。

Aちゃんが来た時も、やっぱり撫で撫でされるととても嬉しそう。
小学生の頃から三毛猫三姉妹を可愛がってくれているAちゃん。
「Aちゃんパワーもすごい!」
今は動物病院の看護師さんで、人見知りの三女ちゃんも喜んでスリスリしていた。

二人に朝の様子と、獣医さんからの説明を話す。
夜のお薬もちゃんと飲んでくれた。おしっこも出ているから、とりあえず今直ぐではなさそうなので様子を見ようと話した。

息子が
「明日も受診だよね?何時頃?間に合えば仕事前に車で送るけど。」
時間が合わず、無理そうだ。

Aちゃんが
「私が出勤の時に一緒に車に乗せて行くよ!」

ありがたい…。
みんなが次女ちゃんを守ってくれているんだ。

次女ちゃん、絶対元気になるよ!
母ちゃんもついてるからね!

・・・

続きは次回書きますね。

続きの「次女ちゃんハート日記・2」です。↓


現在は、回復傾向ですが、元気だったり、急にグッタリしたり波があります。
まだまだ油断はできませんが、服薬と通院しながら様子を見ています。




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じゅんみは
読んでくださりありがとうございます! 嬉しくて飛び上がります♪ 私の心の中の言葉や絵を見て何か感じてくださればいいなと願いつつ。