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月とやさしさ

月を見た。夜空の月ではない。

壁にライトで映し出された大きくて美しくて丸い、やさしい月。
柔らかい月の光で私の心は包み込まれる。

そこには音があった。
熱い歌声があった。
耳から聞こえる音や歌声は、頭や心を巡り全身に響き渡る。

月は、音色に合わせて色鮮やかになったり、薄暗く淡い色になったり。
まるで夜空の月に吸い込まれ、私の身体も溶け込んでいるかのように感じた。

月の光の前から聞こえる音と歌声に、私の心は静かに柔らかくなり、いろんな人達からのやさしさを想った。

孤独を感じる時、そっと私を想ってくれている人達がいる。
私が喜べば一緒に喜んでくれて、悲しい時は一緒に悲しんでくれる。

そんなやさしさを私に届けてくれる大切な人達。

「独りじゃないんだよ」

言葉で言われても、言葉ではなくても、気持ちが私に伝わっているんだ。

それは小さな幸せだけでなく、大きな喜びとなり、私の心をやさしくあたためてくれる。

月を見てそんなことを感じる夜だった。

・・・

ここ数日、様々な壁にあたり困惑し息苦しくなったりしていましたが、それよりも大きなやさしさで乗り越えられた気がしています。

いろいろなことを抱えている中で、私にやさしさを届けてくれる友人、家族、猫達、noteの方達に、感謝の気持ちを忘れずに、私もやさしさを伝えられる人になりたいと思いました。

皆さんのやさしさが、月の光、太陽の光とともに心をあたたかくしてくれています。

みなさん、ありがとうございます。


月見ル君想フ







読んでくださりありがとうございます! 嬉しくて飛び上がります♪ 私の心の中の言葉や絵を見て何か感じてくださればいいなと願いつつ。