削蹄師トーークまとめ
7/4日に削蹄師トーーーークをTwitterで行いました。
佐藤削蹄師、祐尾削蹄師をゲストに、私が進行。
主に酪農家の削蹄に関する悩みについて話しました。
とても有意義な会だったと思うので簡単にまとめておきます。
相談者1 僻地で削蹄師が来ない問題
日本のとある辺境の地に住む相談者。地元に削蹄師はいない。削蹄師不足。
地域の酪農牧場にまとめて削蹄に来てもらっている。年2回が基本。
相談者としてはもっと来てほしい。3回が理想。でも遠いし、なかなか言い出せない。
この相談から、酪農家は削蹄師に遠慮して,、なかなか提案をしづらいという課題が浮き彫りに。
相談者2 ショウに出す牛にたいして、立ち姿、歩様を美しく見せる削蹄師が減ってきた
伝統的な技術が伝承されていない。若手が育っていない。
相談者3 自家処置を覚えたい
牧場で簡単な皮膚病などは直せるようになりたい。
丸山の感想
いろいろと熱い議論を交わした気がしますが、会の後にお酒を飲んだこと、会から時がたったことで、そのほとんどを忘れました。もう思い出せません。
冒頭部分だけは会終了後すぐに書いたので、やる気に満ちていますが、今ではもう熱意も冷め、この文章も惰性で書いています。
そんな中でも覚えている、強く印象に残ったことは、助成金の話。酪農業界には様々な助成金・補助金があります。しかし枠場の補助金はありません。これが必要だと議論の中で感じました。
僻地だとしても、地域で共有できる枠場があれば、あるいは牧場に枠場があれば、削蹄師は身一つで削蹄に行くことができ、地方へ行くハードルが下がります。
つなぎ牛舎でもつかえる簡易枠場があれば、農家が自家処置を安全にやることができます。自家処置を覚えようとする動機づけになるでしょう。
新しく削蹄師になる人も増えるかもしれません。
単独保定は高い技術と経験が必要とされるので、削蹄の敷居を低くするためにも枠場の購入補助が酪農業界をよりよくできそうに思います。
間違っているかもしれません。
次回があれば、この文章を参考にしてください。