「闇夜の仮面舞踏会」に関する妄想
メモ帳の下書きで眠っていた、これ。引っ張り出して話したくなりました!
【人物】
麗華:突如、花の咲くごとく現れた舞踏会の姫。柔和な笑顔と笑顔と裏はならない強く人を惹きつける魔力を持つ。目が合うと虜になり長い夢を見てしまう。
政次:無垢な男。舞踏会のヒーロー。なぜ皆が仮面をつけているのか、をまだ知らない。
ツインズ:兄の獅子丸と弟の翔也。マスターの麗華と舞踏会をかき乱して遊んでいる。2人でいればどんな世界でも楽しい。2人でいないとお互い落ち着かない、大親友。
蛇々丸:1000年の眠りについていた、舞踏会の変遷を知る者。麗華の悪行も政次の無垢さも知っているが、言葉が使えないので、もどかしい思いをしている。声を鎖に吸い取られた。鎖が切れるとき、いよいよ声すら出せなくなる。
【はじまるまえに】
ある日、垢抜けない麗華が舞踏会に参加する。舞踏会で出会った老齢の魔女から仮面を付けてもらい、今の姿に。さらに容姿を整えるためにどうするか考えているとき、ふと可愛い人間のパーツを奪いたくなった。
舞踏会でツインズに出会い、おぼこいツインズの目の輝きや桃色に色づく頬が羨ましいと思った。じっと目を合わせ意識を遠のかせてからパーツを奪い取り、剥ぎ取った傷跡の上に仮面を被せた。心とパーツを奪われ、従順さを押し付けられたツインズ。破傷風的に傷から侵食され洗脳されるに至る。
【組ショーの部分】
この日もツインズは舞踏会に遊びにきていた。今日はマスターの到着が遅い。女の子にちょっかいかけて遊ぼうか。
花が咲くように登場するマスター。赤々とした血の気はマスターへ捧げたツインズ。冷酷で従順である。
陽で無垢な男は次なる手下候補か。ツインズの目も光る。
マスターと知らぬ男が踊っているところなんてつまらない。「楽しいことしちゃおうぜ?」と、短絡的なところが手下らしくて輝いとる…。
今はマスターに心奪われて服従してるけど、ツインズにとっては「2人でいる」ことが何より大切で「2人でいればどんな世界で何をやっても楽しい」が心の底にあって、それが意図せず光ってしまった瞬間なのだよなあ。
マスターとツインズが出会ってから今日まで、あんなに従順にしてきたのにね。片目同士のアイコンタクトで気分ががちがちに一致してることを知ってしまい、ひと暴れ。2人で遊べてよかったね、楽しいね。
ねえねえ、どうしてこの時錆が溜まってたチェーンが揺れたの…?手前、スーパームーン説の推しなんだけど、どう…?
それとも、「今回ばかりはマスターの悪行を見てられなくなって、さらなる被害者を生むべきではない!」と思ったから?とか?
ツインズ、まじで強い相手に対しても余裕こいているのが可愛い。自分たちを過信しているところ、手下感を強調している感じ。
マスター、ツインズが勝てなさそうな様を冷静な目で見つめて「そろそろ交換したいと思っていたの」など、言う。いい女のでかいため息が聞こえる。
代償に言葉を失う1000年男で終幕。無垢な男のこれから、は…?という含みあり。
【それから】
無垢な男、これからどうなってほしいかな〜〜!!
「無垢な男が全ての事情を知り、マスターの悪事を優しく抱き止めて許す、許されることでマスターは本来あるべき老婆の姿に。そして、老けたりしないいつまでも美しい無機物である仮面を持って舞踏会に…。」が、好みかな。
ん、でさ!
思い出してもみてほしい。マスターに仮面をつけた魔女は老齢だし、1000年男のまつ毛は白い。生物みな確実に老けていき綺麗な容姿はいつまでも続かない。
全て人には欠点やコンプがあるし、埋めた姿になったって老いていくんだなあ、というまとめです!
以上!
(今度蛇々くんのアイパッチの下がどうなっているかの想像もしたいものです!)
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