全体を歪ませず、迫力を最大化 Devious Machines - Bass Focus
今回はDevious MachinesのBass Focusをレビューしていきます。
Bass Focusは、低音域を強化するための、革新的なエンハンサー・プラグインです。単なるEQブーストとは異なり、独自のアルゴリズムで倍音成分を生成することで、低音に厚み、パンチを加えますが、その処理はあくまで原音に忠実です。
キックドラム、ベース、シンセなど、あらゆる楽器に適用可能。ミックス全体に使用すれば、低音域の迫力と存在感を飛躍的に向上させることができます。さながら次世代型Renaissance Bassといったところでしょうか。
あちらもあちらで簡単な操作でぐっと低音が補強される唯一無二の存在として未だに活躍しています。
現在ブラックフライデーセールで25%オフになっています。
RBassもブラックフライデーセールで69%オフになっています。
Bass Focusの主な特徴
インテリジェントな低音強化:
独自のアルゴリズムで、原音のキャラクターを維持したまま、自然な倍音成分を生成。
単なるEQブーストとは異なり、低音域に深みと豊かさを加える。
幅広い適用範囲:
キックドラム、ベース、シンセなど、あらゆる楽器に効果を発揮。
個別のトラックだけでなく、ミックス全体にも使用可能。
マスタリングで使用すれば、音圧を上げずに低音域の存在感を強化できる。
シンプルな操作性:
直感的なインターフェースで、初心者でも簡単に操作可能。
Sustainノブで倍音のサスティンを調整。
Split Frequency部分で倍音の周波数帯域のミックス/クロスオーバーを選択。
多彩なサウンドシェイピング:
DRIVEノブで倍音に歪みを加え、アグレッシブなサウンドを実現。
2種類の処理モード (ODD / EVEN) で、異なる倍音特性を選択可能。 ※一般的にODD(奇数倍音)ならテープのような鋭い歪みに、EVEN(偶数倍音)ならチューブアンプのような温かい歪みに近くなります。
高品質なサウンド:
Devious Machinesの技術力により、高品質な倍音生成を実現。
原音の明瞭さを損なうことなく、自然な低音強化が可能。
Bass Focusを使いこなすコツ
まずはDRIVEノブから: DRIVEノブを調整することで、低音域の厚みやパンチをコントロールできます。
Split Frequencyで微調整: Split Frequencyで倍音の周波数帯域を調整し、サウンドに最適な設定を見つけましょう。
倍音列を選択+足し引きでデザイン: DRIVEノブで倍音に歪みを加え、アグレッシブなサウンドメイクも可能です。
やっぱりプリセット:操作が簡単なので自分で調整してもすぐにいい感じのサウンドにはなりますが、迷ったらプリセットベースの調整がいいでしょう。
まとめ
Bass Focusは、低音域を強化するための、強力かつ多用途なツールです。シンプルな操作性と高品質なサウンドで、初心者から上級者まで、あらゆるレベルのユーザーに新たなサウンドメイク体験を提供します。
余談ですがRBassは本当にず~っと使っていて、これじゃないとできない処理があるんだけどもパラレル処理ができないせいでタムにかけたときにトランジェントシェイパーとセットじゃないときつかったりとか、膨らみすぎて困ったりとか色々あったのでようやく落ち着いた感じがします。皆様も太く長い縁起の良いベースライフを…
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