[レビュー]AIR Music Technology Xpand!2は初心者からプロまでおすすめしたい最高コスパマルチ音源である

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今回はセール価格で16355円から1634円になっているAIR Music TechnologyのXpand!2をレビューしていきます。

また、Manufacture Focus Saleと題してAIR Music Technology全般がセール中のようです。
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普通に何年も使っていてお気に入りだったのでレビューしたくて書いてます。持っておいたほうが絶対得系の音源です。

◇所感
昔はPro Toolsの付属音源だったんだとか。特徴も大体そんな感じです。
じゃあ何故ここまで推すのかという話です。
それは良くも悪くもこの音源の質感がチープだというところです。
チープならクオリティ上がらないやんけ！という声もありそうですが、実際の作曲を経験した方なら経験したことがあるでしょう。ジャンルによってはクオリティが高すぎる音源がアンサンブルに入るのは逆に厄介な影響を生むことがあるんですよね。

極端な例を挙げるとドラム、ベース、ギターボーカルのスリーピースバンドに12型ストリングス(オーケストラコンサート相当)が入るみたいな。いやもうストリングスメインの曲じゃん！ってなりますよね。
ポップスのストリングスなんてヴァイオリンしか鳴ってないものも多いですけど、結局何をメインで聴かせたいのかで編曲は如何様にも変わるわけです。
そこで結構役に立つのがこういう廉価なマルチティンバー音源。絶妙にあと1パート足したい！みたいな隙間を埋めてくれたりしつつ、主張も最低限で取り回しが良いです。
僕のおすすめはベル系です。ドラムで軽くループ素材的なものをその場で作るのもおすすめですし、Padとかも良いと思います。音作りに必死になる必要があるプラグインでないのも幅広い層に刺さると思います。

◇良い点・悪い点
良い点
・コスパが良い
・ポップス系のジャンルに向く
・音作りの手間があんまりない
悪い点
・セールじゃないとちょっと微妙
・メインパートで使える音としては力不足

◇5段階評価・結論
品質★★★☆☆
利便性★★★★★
操作性★★★☆☆

ちょっとレビューの書き方変えました。タイトルに一言添えたほうが良いかなって。