サンプルにオリジナリティと複雑さを与える新感覚エフェクト Devious Machines - Texture

今回はDevious MachinesのTextureをレビューしていきます。

Infiltrator 2と違い、こちらは「入力した音の波形に応じて、新たなテクスチャを加えたり、ドラムトリガーのように新たな音をレイヤーすることができる」プラグインとなっています。

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Textureの強みはなんといっても「テクスチャを加えられる」というところです(某構文)

Devious Machinesのレビュー動画はこちら
https://youtu.be/eKNQg9zsnVU

ドラムループ、ボーカル、環境音、テクスチャなど、340種類以上のサンプルを内蔵。これらを素材として、全く新しいサウンドを生み出すことができます。さらに、フィルター、エンベロープ、LFOなどのパラメータで、サンプルの再生方法を細かく調整し、無限の表現力を手に入れることができます。レビューをいくつか見てくださった方なら薄々感じていると思いますが、僕が好きなタイプのやつです。

Textureの主な特徴

  1. ダイナミックなサンプル再生:

    • 入力音の強弱に反応してサンプルを再生。

    • 静かなパートでは繊細なテクスチャ、激しいパートではパワフルなサウンドなど、ダイナミックレンジを最大限に活用した表現が可能。

  2. 豊富なサンプルライブラリ:

  3. 柔軟なパラメータ調整:

    • フィルター、エンベロープ、LFOなどで、サンプルの再生方法を細かくコントロール。

    • ピッチ、パン、ボリュームなどを調整し、サウンドに動きを与えることも可能。

  4. 直感的な操作性:

    • シンプルでわかりやすいインターフェース。

    • ドラッグ&ドロップで簡単にサンプルを読み込み。

    • パラメータを視覚的に確認できるサンプルビューワー。

  5. 多様なサウンドデザイン:

    • ドラムにパンチを加えたり、シンセにテクスチャを重ねたりと、様々な用途で活躍します。

    • サウンドに深みと奥行きを与えるだけでなく、全く新しいサウンドを生み出すことも可能。

Textureを使いこなすために

  • とにかくいろんな音にかける: とりあえずかけてプリセットを選んでかっこよくなるのを待つのがこの手のプラグインの最も良いところです。

  • パラメータを調整しよう: フィルター、エンベロープ、LFOなど、好みのプリセットをベースに調整を加えてみるのが良いです。

  • 他のプラグインと組み合わせよう: Textureは他のエフェクトプラグインと組み合わせることで、さらに可能性が広がります。あくまで音作りのためのツールと考え、Textureのプリ/ポストを問わず積極的なサウンドメイクをしてみてください。

まとめ

Textureは、サウンドデザイナーの創造力を刺激する、革新的なサンプルベース・エフェクトです。直感的な操作性と豊富なサンプルライブラリで、初心者から上級者まで、あらゆるレベルのユーザーに新たなサウンドメイク体験を提供します。使われなかったサンプル素材やあまり使ってこなかったシンセのプリセット等がTextureによって急に全く別物のかっこいい音になることも珍しくありません。


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