記録をつくり記憶に残る“国立競技場”とクリアソン新宿
昨日、JFL(日本フットボールリーグ)のクリアソン新宿と鈴鹿ポイントゲッターズの試合観戦で “国立競技場” に行ってきました。
相手チームにはカズ(三浦和良選手)もいたりして試合自体ももちろん楽しみでしたが、私としては何よりも、クリアソン新宿という素敵なクラブの歴史にわずかながらでも関わりたい、そんな想いもありまして。
来場者の一人にすぎない立場としては大げさかもしれませんが(笑)
ただ時を刻むということではなく、記憶に残る試合、将来きっとこの日の試合は、クリアソンの歴史を語るうえで欠かせない試合になるのではないかと・・・。
私もスタッフとして長くかかわっていたFC東京も、実は今シーズンに国立競技場ですでに2試合のホームゲームを行なっており、私も「センサリールーム」の運営スタッフとして両方に参加させてもらいました。
4月のガンバ大阪戦は、オリンピックで新しくなった “新” 国立競技場での “Jリーグ初開催” という一つの歴史を刻む試合になりました!
姿を変えた国立競技場ですが、FC東京にとってもナビスコ杯、天皇杯、ルヴァン杯の優勝など多くの“記憶”が刻まれたこの場所は、やはり特別なもの…。コロナ禍での中断、無観客試合からの再開、人数制限が徐々に緩和されながら・・・この日は43,125人もの方々にご来場いただきました。
さらに9月の京都サンガF.C.戦は、50,994人ものご来場があり、クラブの最多記録を更新することとなりました!
選手入場の時には花火も含めて豪華な演出もあり、そんな魅力的な仕掛けといい、ご来場の皆さんには特別な時間を過ごしていただいたことと思います。
毎試合、すべての試合でこのような演出を行なうことは(いろいろな意味で)とても難しいはず…でも特別な場所だからこそ、期待もされ、そして実現されるものなのかなと。
そうなんです、やはり国立競技場は特別なのです。
だからこそ、クリアソン新宿にはなおさらに、新宿をホームタウンとするからこそ、そこにある国立競技場でのホームゲーム開催にはものすごい意味があり、こだわりがあるはずです。この日にかけたパワーもものすごかったことと思います!
現地に到着して感じたこと・・・とにかく不思議な感じ。
先ずは場外で、ものすごい “ホーム” 感が醸し出されていました。
決戦を控えるといった雰囲気はほんと無くて(いちおう誉め言葉のつもりです)、ワイワイ・ガヤガヤ、ちょっとした街のイベント、フェスティバルといった感じでしょうか。
すごいのは閑散としているわけではなく、むしろ大賑わい!
ホント様々な多種多様ブースが出されていて・・・。
ここだけ切り出すと「これは何のイベント?」って感じかもしれません。
でも、私はこの状況を作れていることこそが凄いと思いました!
街の多様な方々とつながっているからこそ実現できているわけで、サッカーというワードだけでは生み出せない関係性があるはずで、そうした皆さんとの関係を大事にされていることがとても良く理解できました。
スタジアムの中に入るとやはりJリーグの試合よりは、サッカー初観戦という方の割合がとても多いように感じました。
昨日の国立競技場に来ていた方は、サッカーの試合以上に「クリアソン新宿」というクラブを応援したい、一緒に楽しみたいという人たちが圧倒的に多かったように感じました。でもこれって凄いですよね。
そしてクリアソン新宿を通じて、サッカーやスポーツへの関心、ライブ観戦への接点を増やしてくれているのは間違いありません!
昨日の来場者数は16,218人と、JFL史上最多記録を樹立!!
選手たちも間違いなく幸せですよね。国立競技場で多くの方の声援をもらいながらプレーできたわけですから。1ゴールしか生まれませんでしたが、緊張感あるとても見応えのある良い試合でした。
相手チームを互いにリスペクトし合っている様子が随所に伝わってくるものでして。
試合終了後の挨拶も、本来は自チームのサポーターに対してだけ行なうところですが、昨日は両チームが丁寧に周回して、スタンドの全エリアに対して挨拶されていました。素晴らしかったです!!!
目についた気たになったポイント、まだまだたくさんあるのですが、止まらなくなってきておりキリも無いので、いったんここで。
最後にカズさんについても。
相変わらずの注目のされかた…スーパースター健在です。カメラマンをみんな引き連れて行っていました(笑)
それから、FC東京のU-18出身の選手たちの活躍が見れたことも、私としてはとにかく嬉しかったです!
クリアソン新宿の森村昴太選手、鈴鹿ポイントゲッターズの平出涼選手、ガンバレ~。
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