【daichi】想像力

最近、相手の発言の意図を深読みしすぎてしまう。少なくとも、以前より。
ただそれだけなら別にいいのだが、問題はその読み方で、悪い方に考えるのだ。最終的には「言っていないことをうだうだ考えても無駄だな」という結論に至れるだけまだ治療の余地は残されているように思えるが、その考えている時間は心地良いものではない。

これは意識的にポジティブに考えるように矯正していくしかない。傍から見たら無理やりすぎると思われるくらいが、矯正には丁度いいはず。
相手が自分に何か指摘してきたら、これまでは「こいつ、おれに敵対してきやがった」と思っていたが、これからは「嫌な気持ちにさせることを分かったうえで、それでも言ってきたということは、よほど強い意思があるのだな」と思おう。

そう、大事なのは「それでもしてきたということは、、、」という視点。大人であれば、自分がした発言・行為で相手がどう感じるか、考えれば大体想像がつく。そこで不快に思われるかもしれないと分かっていても、そこを乗り越えるだけの何かがあるのだろう。

逆に、自分も何かを発するとき、その視点を持ちたい。相手がどう思うか。そう思わせることは自分にとってどうか。そう思わせても発するべきか。一歩立ち止まって考えたい。
よくあるシチュエーションとして、自分の話が相手に伝わらないことがあるが、その時、相手の理解力の乏しさを嘆く前に、自分の説明力の低さを見つめたい。

これも一種の深読みだろうが、同じ深読みでもネガとポジの違いで、相手だけでなく、自分も穏やかに暮らせそう。想像力は良い方に使うべきだ。

いつもと違った文章になった。セラピストのどうでもいい本に書いていそうなことだな。
あ、まずい。早速、発する前にポジ深読みするの忘れた。

daichi