【カタギリ】シアターGロッソで僕と握手！！
このフレーズを聞いたことはあるだろうか。
私はこの言葉に憧れ続けていた。
聞いたことがある方はすぐ分かるだろうがこのフレーズはスーパー戦隊シリーズのCMで毎週欠かさず聞かれるフレーズである。
（ちなみに私はスーパー戦隊シリーズも毎週視聴している。）
そもそもなんのCMかと言うと東京ドームシティ内のシアターGロッソで行われているヒーローショーの宣伝CMである。
古くは東京ドームシティになる前、後楽園ゆうえんち時代から続き、スカイシアターを経て現在のGロッソでの開催に至っている。
（この辺の歴史は詳しくないので間違いがあるかも）
ドンピシャで世代と言える幼少期に見ていた時はスカイシアター時代だった。
このCMの最後に必ず戦隊のレッドが小さい子と握手をしながらこのフレーズを言うのがお決まりだ。
これは毎年戦隊が変わっても変わることのないものだった。
※現在公演中のブンブンジャーショーより
なぜそこまで憧れるのかと言うのも地方出身の私にとって東京ドームシティに足を運ぶことのハードルはとてつもなく高く、越えられるものではなかった。
そもそも田舎者の私にとってそんな場所に行くことがない為、宣伝をしていようが行けることがないのでテレビの中の出来事と同じように存在しないものと同じようなものだった。
初めて東京ドームシティ（シアターGロッソ）の前に行ったのは、高校時代に受けた試験の会場が水道橋ばったからだ。当時水道橋が東京ドームの最寄りということすら知らない田舎者の私は駅に着いて「ここがあの場所なのか！」と驚くと同時にショーは見れないまでも会場の近くには行きたいと思い、試験終わりに足早に向かった。
そこには壁一面に歴代のヒーローショーのポスターが飾られており、いつか入ってみたいと思ったのを記憶している。
壁の最新はキョウリュウジャー
（ちなみにその時別の試験で一緒に東京に行ったのは主催笑）
そこから東京に行く機会は何度もあったがショーを見ることはなく、憧れだけが募っていた。
そして数年前からこのCMが私の中で物議を醸している。
このCMの30分でTDCAというフレーズは地方出身者には聞かせてはいけないと思っている。
東京に行くだけで3時間だからだ。
もっとかかる人はいるだろう。
このCMは地方在住者を煽っているとしか思えない。
せめて関東圏内だけで放映してほしいCMだった。
話が逸れた。
私は様々な事情で田舎を離れて、所謂都会に引っ越し、数回別のイベントでGロッソに入ることはあったが、やはりヒーローショーを見るまでは入ったと自分の中で思えなかった。
あの場所に焦がれ続けることおよそ30年。
（やば）
ついにあの場所に入ることができた。
しかも前から3列目。
（その分割高）
ブンレッドと握手した。
会場に入って開演するまでに静かに泣いた。
ショー自体も目の前で繰り広げられるアクションの迫力に圧倒された。
変身前の5人が並んで変身したときはまた涙が溢れてきた。
テレビだけでは摂取することのできない迫力とロマンが詰まっていた。
そこに通う人がいるのもよくわかる。
百聞は一見にしかずこちらを見てほしい。
これが生で見れるのだ。
また近いうちに行きたいものだ。
そしてここからは宣伝タイム。
スーパー戦隊シリーズ50周年を迎え、
「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」
が放送を開始した。
1話からとんでもないことになっているのでぜひ見てほしい。
プロデューサーが同い年なのは驚きと衝撃。
過去の戦隊も出てきそうなので、見ていた戦隊が出るかもしれないので1話が始まったこのタイミングでぜひ一緒に放送を追っていこうではありませんか！
ハマったら、シアターGロッソで僕と握手！！
カタギリ
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