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しっくりくる私だけの生き方を見つける
2021,10,6(水)
「どうせ続かない」
だけど今日は書いている。
そう、書きたいと思ったからだ。
でも、心の片隅に「日課にしたい」と思う気持ちがあることに、気づいた。
たぶんそれは、この本を読んだからかもしれない。
『土になる』坂口恭平
Twitterにひょっこり現れた、坂口恭平さんのパステルの風景画。
そこから磁石に惹きつけられるように、著書『躁鬱大学』を読み、
そうか、私も躁鬱っ気が数%、いや、何十%はあるんだわ…と、驚きよりも納得した。
躁鬱病と診断されている坂口恭平さんだが、ある日突然、スーパーの野菜を買う、という行為に疑問を持ち、すぐさまその足で、市民農園を探し、畑を始めた。
そして、その畑(と、そこにいた野良猫のノラジョーンズとの交流)を始めてからというもの、薬もやめ、繰り返していた躁鬱の症状も落ち着いているという。
私のこれまでの人生で、特に近年培ってきた「自分を軸にする生き方」
それによって得られた「自分なりの方法」が、恭平さんのそれと、とても似ているのを感じたのだ。
自分に「合う方法」「しっくりくるもの」に出会うために、思い立ったことはすぐにやってみる。恭平さんが、即日畑を始めたように…。
そうして続けているうちに、合わなければやめる。
続けているうちに、次のアイデアがひらめく時もある。
もしくはそれ自体が、まさに自分にしっくりくることもある。
それにはまず、ピンときたものはやってみる。
そして、少し続けてみる。
それが、入り口になるのだ。
自分にしかない、自分にぴったり、しっくりくる生き方を見つけるための。
だから当然だが、失敗ということはなくなる。
それを見つけるための、ただの通り道。
やってみたけれど、違った。
ただそれだけだ。
うまく書こうと思わない。
書いているうちに、上手くなるからだ。
継続できそうなら、してみる。
その先に、また次の進む道があるかもしれないからだ。
今のところ、「ちょっと続けてみよう」と思っている。
期待もしていない。
そこには直感があるだけだ。
Junko Shanti(mogrow)