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仕事が面白いと思える3つの要素を考えた

昨日の晩ご飯はロールキャベツ。
(もちろん平日の夕食づくりは30分しかかけないので、生協の冷凍。)

息子「・・・これ、ケチャップ以外に何かけたら美味しい?」
母「え、ケチャップが王道でしょ」
長女「マスタードとか合いそうじゃね?」
母「うーん、ケチャップだけがシンプルで良い気がするけど」

長女が粒マスタードを冷蔵庫から持ってきて、息子のロールキャベツにドンと乗せる。(弟に試させる王様気質の姉)

長女「食ってみ」
息子「・・・うまい」

どれどれ、確かにロールキャベツにケチャップとマスタード、美味しい。なんで今までしなかった?
王道はケチャップのみとか言った保守的な自分を恥じながら、いやあ、これはイケるねえ、マスタード必だねえと言い合ってご馳走さま。
ということで、我が家のロールキャベツの食べ方は昨夜、一段階レベルアップした。

(ケチャップと粒マスタード、ロールキャベツ界における常識だったらごめんなさい。)

まあとにかく、昨夜に限らず、うちの食べること大好きな子ども達は、わりと色々なものにたいして美味しい食べ方にチャレンジしたがる。

やらせて学ばせる企業

新しいことを試したい。工夫したい。

ロールキャベツを食べながら、その日の昼間にお会いしたある経営者の話を思いだしていた。

その企業は徹底してお客さまの立場になって考えることが企業姿勢。
新しいことにもどんどん取り組む。
本当にお客さまが喜ぶ商品やサービスなのかは、基本的なデータの分析や情報は必要だが、最後の直感は経験によって磨かれる。
だから、まあうまく行かないだろうと思うことであっても、ある程度の範囲内のリスクなら、熱心な若手の提案を、あえてやらせることもあるとのこと。

そして自分が一番失敗してきたから、と笑う一代で上場した創業者である。

どんな仕事が楽しい?

長女は今年就活。

まだまだ、やりたいことも、業界研究もぼやぼやしていて心配ではあるが、親としては、ちょっと大変でも、仕事が面白いと思えるような出会いがあるといいなあと願っている。

自分も仕事は、まあ大変ではあったけど、なんだかんだ面白いと思ってやってこれたから、それは味わってもらいたいなと。

じゃあ、仕事が面白いと思える要素ってなんなのか

このテーマは結構ずっと考えてきたことではあって、わたしは、この3つが大事なんではないかと思っている。

  1. 工夫できること

  2. 学べること

  3. 喜びあえること

自分で試行錯誤して考えて仕事に取り組める。

その結果のフィードバックが得られて仮説検証でき体験として学べる。

上手くいったことに対して、仲間と喜び合える。

自分で仕事が面白いと思えたことを分解して考えたらこうなった。
この3つ、どれが欠けても、ちょっとつまらない。いまいちやる気がでない。

ヒトは生まれながらにして「工夫し学び、喜びあいたい」

ヒトって、生まれたときから工夫して学ぶことを求める生きものだと思う。赤ん坊のときから、できることを増やしたい、工夫して、できた!という喜びを求めることは生まれ持ったもの。

ブロックパズルのおもちゃをひっくり返したり、ずらしてみたり、うまく持てないながらに格闘して、うまくいったら喜ぶ。それを見て喜ぶ親の顔をみて、ますます喜ぶ。
うちの子たちの小さいころのそういう時間をどれくらい一緒に過ごしてきたか。

工夫して、学んで、できた!で成長して。そしてそれを人との関係性のなかでさらに喜びを増幅する。

仕事だって同じ

そして、企業経営の目線でいけば、一人ひとりがそんなふうに仕事ができるのなら、環境変化にも生き残っていける会社になる。
仕事が楽しいと思えれば、ここにいる仲間と喜びあえるならば、その企業で働いていたいと思える。

そういうことなんじゃないかなあ。

娘がそんな企業や仕事と巡り合えますように。
そして母は、そんな企業をちょっとでも増やせるお手伝いができますように。

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