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青い色のヤロウ精油 ~怒り手放したいときに使ってほしい香り~


こんにちは。
今日はこの絵本の話から、始めようと思います。

『青い花のじゅうたん』
アメリカ南部、テキサス州のむかし話。
ひとりのおんなの子と青い花のお話です。


ある村を、長い長い日照りが襲いました。
大地は枯れ果て、人々は次々と死んでいってしまう。
村を救うにはどうしたらいいのかと、神々に祈り、救いを求めました。

精霊の声をきく、まじない師がうけ取ったお告げは
「われわれが一番大切にしているものを差し出すこと。
そうすれば、大地も人もよみがえると。」


そのとき、
〈ひとりでいる子〉と呼ばれていた女の子が、ある行動をとります。
日照りで親を失い、村の人々に育てられていた女の子です。
その行動が枯れた大地と人々を救う。
そんなお話です。


お話の最後は
いまでも、そこに行くと、青い花のじゅうたんがみられます。

で終わります。

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       『青い花のじゅうたん』トミー・デパオラ再話/絵 評論社




青い色の花は、
この世界を浄化するため、青い色になって生まれくるのだよ、といつか聞いたことがあります。

面白いことに
アロマでも、青紫色の花 (例えばラベンダー)からとられる精油には
みな一様に、浄化の力があります。


またもう一つ、アロマの場合は、
“精油の色自体が青い”という場合もあります。

なかでも、代表的なものはこの方
“ヤロウ”という精油

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ヤロウの精油は「怒り」の精油。

香りを嗅いだら、怒りが爆発するというわけではなくて
(そういう場合も稀にありますが)

・ほんとうは、あなたの中に怒りがありますよ。
 あなたの中に、怒りがあること気づいていますか。
・怒りを、深く深く押し込めていませんか。
・怒ってはいけないと、気持ちを抑え込んでいませんか。


そういう状態のときにヤロウを嗅ぐと、
なんだかとても、
とてもいい香りに感じるのです。

“ヤロウ”の香り自体は、薬草らしい香りがします。
嗅いだ瞬間に、いい香りですねと目を輝かせるという感じの香りではありません。


でも、怒りを押し込めていると、
もしくはそれを見ないようにしているときは
たまらなくいい香りに感じるのですよ。


なんでそう言えるのかというと、私がそうだったからです。
ずいぶん長いこと使い続けた香りの一つです。





ヤロウの精油は、
怒りがあること、怒りを押し殺していることに
まず気づかせてくれます。


しかし、その怒り
“ムカつくよねって”、ヤロウと悪口を言い合う中になるために
気づかせてくれたんじゃありません。

その怒りを受け入れて、
浄化し、次に行けという
メッセージ
だと思っています。



怒りを押し込めているとき、その怒りは、鎧(よろい)です。
自分を守るために必要だった、大切なもの。


でも、もうそれを手放そう。
そしたら、次の世界がありますよ。
そう言っているのがヤロウの精油だと思っています。







『青い花のじゅうたん』も
〈ひとりでいる子〉は、
自分がいちばん大切にしているものを手放します。

するとその場所に、青い花が咲きます


青い花は、浄化。
手放せば浄化が起こる。
これは多分、青い花たちが約束してくれると思っています。

ヤロウの精油、怒りを手放したいときに
使ってみてほしい精油です。




今日は、青い花とヤロウ精油のお話でした。
まじめでしたねえ。
それではまたこんど~~


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11/22(日)に インスタライブする予定です
よかったらお付き合いくだいませ。また時間は載せますね~






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松田純子 junkomatsuda
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