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香りは消えていくときに、もう一つ力をくれている

精油1本1本のことをご紹介しようと思いつつ、今日も違うテーマを書きます。


今日は “香りが消えていくときにくれる力” のお話です。



よく聞かれる質問にこんなことがあります。
「アロマって、すぐ消えますよね。あっという間に香らなくなるから、
芳香器だったら一日に何回ぐらい入れたら、いいですか?」


そうそう、すぐ消えますよね。

もっとも、精油によっては、消えにくい(揮発しにくい)ものもあったり、
精油同士をブレンドすることによって、香りを長く持たせる方法などもありますが、今日はその話はおいて置きます。




芳香器に入れた場合も、アロマミストをシュッとした場合も
いい香りは束の間で、香水みたいに香りが長く持たないよねと思われている方も、多いかなと思います。


しかし、実はここにも
アロマの力がひとつあるのですよ。


例えば、
アロマミスト(スプレー) シュッと振ってみました。
はあ~いい香り~幸せな気分だ、今日も一日幸せ気分で過ごそう。


このとき、
香りのちからが、心地よいという波をこころに起こしました。
仮にこれを、1つ目の波とします。


しかし、30分も経つと香りは消え去ります。

すると、
からだが探しはじめるのです。
あれ? あの心地よさは、どこにいったの? どこ どこ?
このとき、さっきとは別の波が起こっています。
これを2つ目の波とします。


2つ目の波は、なにかというと、
心地よかったなと感じた状態に、戻ろうとする波です。

ココが大事!

1つ目の波の心地よさは、“香り”が起こしてくれるもの

2つ目の波は、自分でそこに戻ろうとする“自分自身”が起こすもの


つまり2段階で揺らします。
だから消えないといけないわけです。


わたしは、この2つ目の波が起きることに、香りってなんなんだ、あなたたちってほんとーに魅力的と思ってしまいます。
あ、ちなみに断っておくと、2段階方式とか、1つ目の波とか、2つ目の波とか、こういう話誰も言ってません。私が好き放題言っているだけです。しかーし、私はそう感じていますし、そう思っています。




で、最初の質問に戻ると

Q 芳香器に、一日何回香りを垂らすといいか

 ⇒1日に、一回か二回 香らせるで十分だと思います。
  例)朝と夜など、1日1回だけでも

これも、家族に風邪をひいている人がいる場合や、香りが消えたようで、実は消えてないこととか、細かくはあります。
そのあたりの詳細は、講座などお話しできたらうれしいです。
はあ講座が恋しいなあ (ただいまコロナで講座はお休み中です)。


というわけで、今日は
香りは消えるときにも、力をくれている。のお話でした。

消えるからいいのか~も知ってもらえたらうれしいです。



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松田純子 junkomatsuda
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