景観とファッション。桜を愛でる。お花見コーデに重要なこと。あたりまえのことほど、誰も教えてはくれない。
昨夜は、MFJ(マインドフルファッションジャパン)2期初日であった。
時間は20時~ 受講後は皆で夜桜観覧。
といっても学校はオールZoomで行われている。当然、夜桜もZoom内で、なんだけどね。
過去にもスクールの課題を、自らがやっている姿をnoteに上げているが
0期、1期を終え、いよいよ本格始動。スクール名も改定し2期スタートにいたる。スクールについての詳細は、また書くとして(そっちが先でしょ、普通)
さて、その毎回出る装いの課題は、政近考案のTPPOSMという概念を
基本に、それぞれが自由に装う。TPPOSMについては 赤の女王スタイリングにも書いているし、他にもドレスコードシリーズに散々説明しているので見てみてくださいね。
初日の課題は「千鳥ヶ淵の夜桜にクラスメート全員で集まろう」というもの。へ?夜桜のファッションなんて防寒以外考えたこともなかった、という方は多いはずです。
夜桜のまえに、、
お花見で心がけたい服装とは
夜桜のまに、昼間のお花見では、注意すべき点は画像を見てくだされば一目瞭然である。
毎年、お花見がてら桜撮影をさらっと行っているが
要するに 景観を乱さないという配慮だ。
ただでさえ目立ち気味な私が、自分の趣味だけで服を選べば 主役の桜を
脅かすどころか、お花見に訪れている方々にも迷惑。
人々が写したい桜のイメージに、少し映り込んでしまったとしても
場に馴染む主張しない装いであれば、許されるというものでしょう。
桜を愛でるきもち
そこに 桜を愛でる気持ちと、邪魔にさえならなきゃいい、という無難な発想ではなく、自分も、ともに行く人にとっても(私の場合は、夫)その場のギフトになるような マインドと服装でいくこと。
ファッションの手法でいうと「馴染む」。色の手法でいうと「グラデーション」など、あくまでも自然の美しさを人工的な違和感で 邪魔しないことなのだ。
こうしたおもてなしの心は、本来家庭で培われるものだと思うが
日本は目障りな看板など平気で立ててしまい 京都をはじめとする特定の観光地でしか、配慮が行われていない現実がある。
マクドナルドの看板が京都では茶色ベースですよね。
これはマクドナルドの看板のベースとなる赤い色が条例での規制対象色となっているから、条例で取り締まりを受けないよう、茶に変えているんです。
他にもセブンイレブンやローソンなどのコンビニも、カラーやデザインが京都仕様になっています。
京都を訪れ、その思い出の記憶の中に、派手な看板は必要ないわけで
こうした「景観を乱さない」という知的配慮は、看板を自分に置き換えてみたらわかりやすいですね。
公共の場という意識。
忘れてはならない 桜から感じるイメージ表現
桜といえば 何を連想するのか?
アンケートでは、春、お花見、入学式、新年度、フレッシュ、やさしさ、しなやかさ、美しさ、かわいらしさ、ピンク、といった言葉、イメージが
多々あげられています。
「日本」という回答も多いのも特徴です。→ これは夜桜にも関連する
キーワードですので覚えておいてくださいね。
こうした多くの人が感じるイメージは、公共の場において念頭にある、ということは大切なことなんです。
個人的には、はかなさなど、センシティブなイメージもある桜なんですがね。
人々とのイメージの共有は「馴染む」コーデを考えるヒントにもなるのです。
▼昨夜からマインドとファッションの勉強を始めた、顧客であり、今は生徒さんの 坪井さんのnoteには、桜コーデの話を超えた
MFJの奥深さが綴られていて ありがたい。
そう、MFJは マインドとファッションの学校であり
桜コーデにも、当然マインドが大きく関係しています。
坪井さんが書き綴る もっと深いアイデンティティーの部分・・・
あなたは、誰なのか?というところから、装いには、それもすべてが滲み出てくるという話も、学びが積み重なっていけばいくほど、心と体で感じていくことになるだろう。その進化 深化 については別投稿で。
さて、今回のお題の「夜桜コーデ」については
続きは次回に。いつも長すぎて読む方が大変みたいなので、小分けするように心がけようかと。
もう十分 長いけどね。
▼夜桜コーデのヒントは