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うまく 話さなくていい ビジネス会話の本質とは?プレゼンの神が、うまく話さなくていいと言ってくれている。その極意とは。 

うまく話さなくていい?

じゃ、どう話したらいいの?

「ビジネス会話」の本質を、すべて教えてくれる救世主、

人々が神(キリスト)と呼ぶ「澤円」氏の新刊 

うまく話さなくていい。が届いた。


この方、澤 円 氏。

澤 円(さわ まどか、1969年5月10日 - )は、日本の実業家。日本マイクロソフト株式会社元業務執行役員、元同社テクノロジーセンターセンター長、株式会社圓窓代表取締役、琉球大学客員教員、武蔵野大学専任教員。

ありがたいことに、このプロフィール写真、夫、シンセカイが撮影。スタイリングは、政近が行っている。


ご恵贈いただいて、少し時間が経ってしまったのだが、昨夜一気に読み、余韻に浸っているうちにnoteにまとめておく。



自分にしか話せないことを話す。


この本は言葉を使う、すべての人に必要な本だ。

要点がまとめられているのはもちろんだが、いわゆる話し方の先生が書く

内容とはまるで一線を画している。

話し方、でありながら 人間としての在り方が問われている

おこがましいが、私もいつも

ファッションは 見せ方ではなく、在り方だと伝えていることと

一致する。


要は

うまく話すより「誰」が話しているのか?

by 澤円

という究極の問い。


これはまさに 本質だと思う。

つまり、自分にしか話せないことを話せばいい。

by 澤円

のだと。


服もそう、うまく着ているより、「誰」が着ているかによって、同じTシャツ一つでも、まるで違うものに見えたりする。

その人の中身が映し出されるものだから.

表層より、中身、なんですよね。


裸の王様
ちょっと自分の話になるが、、


私はファッションのプロとして生きていますが、正直プレゼン力や話し方に

ついては、登壇を始めるまで「必要がない」分野だと思っていた。

しかし 25歳で専門学校の教員になり、人前で話さざるを得なくなったこ

とを皮切りに、「伝える」ことの重要性や役割を知る。

さらに

「伝わる」ことの効果、感動、存在感 

について研究するようになった。


プレゼンがへっぽこだった頃は、正直自分は、話せるほうだと思っていた。

それなりに積み重ねてきた経験や知識を、「教えればいい」と

思っていたところがある。たかが 25歳で。(すごいポンコツ振り)


話し方自体はたぶん まーまーうまかったし、教師同士で行われる「お手

本」授業のようなことまでやっていた。

今思えば、完全なる独りよがりな自己満人間。

恥ずかしい。未熟で横柄で、裸の王様だったと思う。


相手を知る


そういうことに気がついてから、登壇やプレゼンするに、うまく喋ろうとスキルを磨くこと以上に、どんなシーンでも「相手を知ろう」としてきた。

「うまく話さなくていい」にも、このことが書いてあり、
あぁ本当に、澤さん大好きだわ、と信用できる。

唯一無二の存在であるひとほど、もともと特別な人、と見られがちだが

澤さんご自身が、どれほどあらゆる経験をし、失敗も苦労もされたからこそ

これは必要だ、という本質をギュッと掴んで、惜しみなく書いたことが伝わってくる。

私は正直、生まれながらのアスペルガー気質で、円滑なコミュニケーション

に欠落している人間です。

相手を知ろう、ということを常に意識していないと、自分の価値観を振りか

ざし正しそうなことを話してしまう。

だから

私が思う「この人から学ぼう!」という人たちの力を借りて、勉強します。

プレゼンやビジネス会話の先生は、澤さん 他、数名の先生がいるが

彼らの共通点は、「本質」を捉え

なるほど~~~となる人たち。 

だから、素直に「習う」。

写真撮影時、たわいのない会話の最中、いきなり空手の技を見せてくれる。その瞬間のポーズ。話も楽しいが、こうしたパフォーマンスも最高。
スタイリストとしては、空手技をだしてもパンツの股が破れないパンツをチョイス。笑
このパンツはバレンシアガのもの。


自分は、どうしたいのか?


すべての章を読み終わって、最終章にこう書いてあった。

最後に伝えたいのは「ビジネス会話」において
「自分はどうしたいのか」という明確な意思を持つ」ことの重要性である、

by 澤円

この意思とは「未来志向」でいることなのだ。

by 澤円

と。

あぁこれ、本当に大事なことですよね。

「これから先、どうしたいのか」
「自分はどう ありたいのか」
をいつも意識して行動することだと。

by 澤円

そう、、

どうありたいのか、装いでもプレゼンでも同じ本質だ。

どう見せたいのか、ではなく、どう在りたいか。



未来を面白くするために


「未来を面白くする」ために多様な人たちとフラットに会話をしていくこ
と。それこそがビジネス会話の本質

by 澤円


あぁ しっくりくるよなぁ

過去の話ばかりするとか、コントロールできない現状の話ばかりをしてはい

ないか?という問いのあとに

「話しても仕方がないことばかりに自分の志向を使っていると
人生の貴重な時間を無駄にすることになる」
とある。

by 澤円

あぁ 人の時間奪っちゃってないか問題でもありですね。

自戒もこめて。


ラストメッセージ


話し方で飾らず、相手に伝える中身を意識しましょう

by 澤円

  



服で表面だけを飾らず、中身が伴う人間であれ。これは日ごろから心底意識していることです。

逆を言えば、服だけが素敵で、仕事や中身、生き方が伴っていなければ

服は返って逆効果。不信感すら産んでしまうものだから。


自分の言葉によって相手にポジティブな変化をもたらすことが大切である

by 澤円

と締めくくられ


本の帯には

話し方に 型もルールも要らない

by 澤円


確かに、この人話がうまいなぁ、というスキルには感心はしても

感動はない。必ずしも、うまく話せる人のところに

人が引き寄せられるわけじゃないよなぁ。

本質の塊のような本。

ただファッションの場合は

「型」があっての型破り、だったりはするので

あくまでも、話し方はそうだ、ということ。


MFJ (メタ ファッション ジャパン)の授業


ファッションレスキュー併設校 MFJの学びでも
毎回一人1分ほどのプレゼンテーションは必須となっている。

そして生徒さん同士で、その話し方、伝わり方について評価をしたり
アドバイスをし合うことになっている。

私の誕生日の日に授業が被ったことがあり、こんな風にサプライズを行ってくれた。
休憩時間後に、一斉に掲げてくれたプラカード。
話す以上に伝わるものがあり、感激。
この日の装い課題が、MFJの生徒さんとディズニーランドに行く!というお題だったので私はミッキーになってます。笑




授業で行うプレゼンではやはり、、

上手く話した人が高得点をとるわけではない。

確かに、話が「上手だなぁ」という人はいるし、うちの学校は企業に属する人と起業家の半々くらいで

企業に属す人たちは、役職をもったり何らかのポジションにいるひとが

多く、起業家は伝える力なくして、未来はないので、

話せる訓練が比較的できているように思う。

だからといって、心に響くか、伝わるか、「おっ」となるか、 キモやオチはどこか? 唯一無二か? となると

素の要素が明確で、やはり、その人にしか話せないことなのかどうかが

大きいかな。

そして、

澤さんが仰るとおり、「未来志向」でいるかどうか。





具体的に今日から変われる


本質本であると同時に、具体的に、じゃ、どうしたら?が書かれていることも凄い。

ここのところは、ぜひ実際に手にとって読んでほしい。

読んで今日から実行できるビジネス会話のトリセツが目白押し。

ここだと思う節が 誰にでも必ずあるはず。




実際の澤さんは、ほんとうに「神」です。


自分のことを話すより
人の話を聞いているひと。

でも思い出すと、

自身がどこに向かっている人なのか、

そのための今日を生きる人で

じわじわと伝わってくるトークがいつも心を打ってくる。

雑談すら 神かも。

私のジャケットを着てみて、はしゃぐ澤さん。笑 普通に似合うー


この日は、プレゼンの神がそろった夕食会だったなぁ 
左 前田鎌利さん& 右 戸田久実さん。
プレゼンや話し方、コミュニケーションのプロ中のプロ集団。やばい。


ま、プレゼンの神が うまく話さなくていい

といってくれていること自体

神。 かな。


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