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モーガンとファッション。クラシックカー モーガンの助手席に乗るならどうする?MFJ(メタファッションジャパン)の本質的なファッション教育とは。Vol.1


MFJって 何の学校?


ありがたいことに、開催を告知するとあっという間に定員になるファッションスクール・メタファッションジャパンを運営して5年目。

メタファッションジャパン(旧 アカデミーオブ スタイル&アート)は
18期まで継続してきた、パーソナルスタイリストジャパンの併設スクールであり、コロナを機にオンライン化、5年目に入る政近準子の学校です。
パーソナルスタイリストジャパンは約20年継続してきたプロのパーソナルスタイリストを育成してきた学校で日本発の学校です。

ファッション教育には25歳で初登壇したモード学園の教師からはじまり、今では日本を代表する企業や団体の公演や講師の依頼に、日々奮闘していますが、来年還暦を迎える今、改めてファッションを「本質から技術」まで、愛をこめて伝え、教える人間が必要だと思っている。


※ 先にモーガンとファッションを見たい方は こちらリンクにどうぞ!




MFJは本質(基本)と哲学の学校
自覚と問いを繰り返す



やればやるほど『本質』と『哲学』の重要性を確信するし、ファッションには答えはなくて『自覚』と『問い』の繰り返しであること、だからこそ、『感性』と『知識』の両輪を教える必要があり、そのすべてを網羅して教えていくのは簡単なことではない。

なので比較的教えることが可簡単な診断系が 似合うファッションの答えのようになってしまっている世の中に憤りを感じ、5年前に一念発起したのが、現・メタファッションジャパンの教育理念である。
(PSJパーソナルスタイリストジャパン併設スクールになり、PSJは約20年前に設立)

診断可能なツールも開発しているが、「そこだけ」の方法を知っていても威力は弱い。本質には必ず『基礎・土台』があり、最終的に診断があれば有効といえるが、診断ありきという流れは、ほんとうに大切なものがすり落ち、基本も通らず非常に浅いものになってしまっていると感じる。

その傾向から今起きていることは、自分の可能性はそんなものじゃないとうっすら気付き、口コミで紹介を頂く政近のサービスを受けたい人であふれているという現状。これ本当に、ありがたいのですが追いつかない。

長い人で1年ほど待っていただくような事態を解消する目的も含め 教育という方法で世の中の需要にお応えしているが、本当のミッションは、ファッションの真の学びをもっと広く人類全体に伝播するということかなぁ。

大げさではなく 23年前にパーソナルスタイリストを創出した際、誰もがその無謀さに呆れていたにも関わらず、ここまで広がっていったという経験をしたからこそ、次なるミッションはファッションの本質の伝播だと言い切れる。無謀では決してないしやるひとはやるので。


しつこく諦めず、どうすれば答えのないファッションの世界で、答えのようなものを導き出し、表面ではない人間の魅力を惹きだして進化させることが出来るのか、その人の真の価値を世の中に伝えることができるのか、一言で言えば、本当に豊かな人生を手に入れることが出来るのかの、私の中の確信のようなものが、今やっと見えてきている。

メタファッションジャパンの学びの根幹

4年間の模索を経てプログラムをほぼ完成し、その4年分の学びを積み上げてきたツワモノが育っていることで、やっと集大成として後の世まで残る威力あるプログラムがこの世に有効だと証明できる。

夜明け前だ。
「ほんものだ」ということを証明するのは人だから納得がいくのに4年を要した。気が付けばあっという間、しかし超難門であった。

これで儲かるとか稼げるとか、マジで気持ちが悪い広告を打つような世界が最も嫌いな私は、そういう人が出ない方法を地道にとってきたことも事実。


真に育った人間たちがいて、実際にその人たちに触れ、会ってみて、やっとわかることだから、人を育て上げるには時間も愛情も必要だと心してやっている。これだけの積み上げがあれば逆にもっと簡単に稼ぐことなど簡単だろう。
譲れない美学のもとに教育を行うことに命を削っている。

周囲はとても心配するが、心の充実を何よりも優先したい。よって、それには人(社会)のために果てしなく時間を使うという非効率が伴う。

でも私には焦りは無かった。


パーソナルスタイリストの育成を経て、メタファッション概念を構築、マインドとファッション、ファッションエデュケーション、ギフトファッションを要してすべての商標も地道に取得し、万全なファッション教育を完成させるには一生をかけるくらいの覚悟がいると腹をくくっていたからだ。

4年が長いとはあまり思わない。
パーソナルスタイリストを創始したときの地獄を思えばなんてことはない。

本当に大切なこと、価値があることは、簡単にはいかないのが当たり前。

基本はZoom授業だが実際にリアルでの実践の場もある。日本最古のセレクトショップの老舗、横浜信濃屋さんのクリスマスパーティーに参加。〔有志のみ〕


本格的なブラックタイパーティーにも行きますし
グランハイアットの優雅な夜
実際に必要と判断し、ディナージャケット(タキシード)を人生初オーダーした生徒さん、たくやさんと一緒に。彼も学び始めて長いよなぁ ボウタイを解く極意も学んで、パーティー後にリラックス時間です。なのでほどいてます。


リスクをとって腰をすえた。それにはいい具合に年も重ねていたと思う。



パーソナルスタイリストの立ち上げによって経験してきた数々の困難や反省が土台にあるからこそ、リスクをとって腰をすえる。
大切なことは私自身がいかに「過去の功績に甘んじないか」ということだけだと思っている。何もしなくてもなんとかなる、という所までは頑張ってきただけに なぜまだそこまでやりたいのか、が明確である必要がある。


私が思うファッションの本当の学びは、プロのパーソナルスタイリストを育成するだけでは完結しなかった。もちろん 大活躍する教え子たちは全国に散らばり、テレビや雑誌で引っ張りだこになるほどの
トップランナーも育て上げてきたし、私がパーソナルスタイリストという職をつくらなければ、今の自分はいないと感謝の気もちを伝えてくれる教え子たちは沢山いる。

しかし同時に、プロの育成に拘ればこだわるほどに、欠落していく部分に蓋をしていくことにもなった。

私の講演会を体験するプロジェクトに生徒さんがアシスタント参加することもある。
こちらは 大隈塾さんからのオファーのファッション研修にて。MFJメンバー有志が活躍。


以下は群馬銀行さんでの講演会の様子。MFJ有志たちが実践の場で活躍。

経営者たちの前で奮闘。スピーチも行います。
学びを積み上げ、郡銀経営塾の皆様にネクタイの結び方を伝授したKさん、⇒右
もちろん私も実践も行いますけどね。たぶん誰よりも、やってあげるのが好き。


私が本当にやりたかったことは何か。


ファッションは平和の象徴であり、日々装うことを考えられることは幸せで平和だというこいとをベースに
どんな人にも『人の価値は人との違い』というギフトがあることを『自覚』してほしい。

ファッションには表現する自由や癒しがあるということ、すなわち 誰にでも「今の自分を越えられる可能性」が秘められていることに気づき、いつだって再生可能、リボーンできるのが人生、そしてその背中を押すのはファッションなのだ。


自分軸の構築



服から得ていくことができることの一つは「自分軸」である。

同時に、人それぞれに人生があり、その人にとって必要なファッションは他の誰とも違うのであって、その『問いかけ』を自分で自分に出来るようになることが大切だ。その結果、おのずと自分軸が構築され
『なぜそれを着ているのかが明確』になっていく。
なぜそれを着るのかは、そのまま どう生きるのか?の答えだから。

よってメタファッションジャパンは『自覚と問いの学校』と言い切り、自分軸で生きるマインドフルな人を増やしている学校とも言える。
服はそこにのっかっているのだ。

そして、メタファッションの学びの全貌を整えるには、発展途上の模索を5年は続けようと思ってきた。その間も学びの継続を選び続けてきた生徒さんが本当の卒業を迎えるところまで漕ぎ着け、色々感慨深い。


装力を身につけるということは、時間がかかる。



ファッションは今日明日にはいかない、だから沼だし楽しい、たまらない!ということを体と心、技術で身につけた人間の人生は、やっぱり豊かであるり、最終的に見栄え(オーラ)も増している。

この学びを私は『装力』と呼び
今まで書いてきた本13冊にサインを求められたとき、よく書き綴る言葉が

「 装力を身につけて 豊かな人生を 」である。

最終的には変幻自在に服が着れる様になるわけだが、その学びは一生続く。私自身がそう生きていて心からハッピーだと思えることをプログラムにしているので、曇りなく提供できる。

自分自分ではない、人と機会、場があって完成していく服装のパワーや
優しさ、暖かさが 自己表現に加わったとき、

自分勝手な自分の『自覚』が素直にできた。
いいところも悪いところも もっとこうならも含めてまるっと
受け入れることが出来たのだ。

人間は、そういう境地にたどり着いて初めて、欠点や短所すらも
ギフトだということに気付くことになる。私はこういう経験もすべて
メタメソッドに入れ込んだ。

問いを繰り返し、自分の箱から出て、豊かな生き方、生着方(いきかた)があることを身をもって体験していったこと、 そんな私自身の経験は 揺るぎない自信と確信になった。


準備は愛



このプログラムによって、私自身が自分の欠点を認めながら『準備は愛』という哲学を実践するようになり、自分勝手が良いほうに転化されていった。というよりも、それでもなんとかなるところは残しつつ、人のために時間を使い準備をして動ける自分にもなった。


そして人生が格段に上昇し、豊かになった。

私は服だけでは、幸せにはなれなかったと思う。


MFJのプログラムは


学びの構成としては 自分にとって必要な服(Lev,1)から 自分と社会にとって必要な服(Lev,2) その上級にやっとクリエイティブコース(Lev,3)があり、総てをやりつくしていく生徒さんの姿、その在り方には、こちらのほうが学ぶことが多いくらいに成長している。

プログラムの価値、極意が理解、体感できるようになると、常識にとらわれた過去の自分や、自分自分の折の中でいじけてきた自分の小ささを俯瞰できるようになる。

共に学ぶメンバーたちの学びの感想と変化、活躍していく姿は、今後あらゆるところで伝播されていくと思うが、安っぽい伝播とは一線を画した中身と熱が伝わっていくだろうと予測する。

23年前、パーソナルスタイリストがたった一人しかこの世にいなかった時代に思い描いた真のパーソナルの表現にやっとたどり着いていく気がします。23年かかったか。まぁ いい感じですね。

彼らの卒業と共に、たぶんHPは世の中に開設される。笑
もう出来てはいるが、彼らと共に並びたいので出していないだけなので。

入学したい、学校のことを知るのに、どこを見たらいいのですか?という切実なお声にも応えていく所存。
人がやっと育ちましたので。

パーソナルスタイリストがこの世に広まっていった23年前のように、今度はメタの威力がじわじわと伝播していくことでしょう。楽しみ。


破壊と創造の学校


そしてやり続けている人にはわかってくる

変わり映えしない自分に飽き飽きしていることに。
自分の檻から出たくても、変わる変化を実は恐れていることを。

だから こそ
MFJは 『破壊』と『創造』の学校であることが面白い
すなわち自分自身が面白いのだということに気がつく。



しかしね、

『本質』といわれたり 破壊だとか創造って言われてもね

一体何のことかさっぱりわからないと思うし、具体的な全貌は、いずれHPで発表されるまでは謎に満ちていても仕方がないだろう。それを見てもきっとわからないかも。汗。

学校説明が長くなりすぎたが MFJの授業の「装い課題」の内容に触れたら、MFJの本質や魅力がわかる人にはわかるでしょう。

こんな感じで授業は行われる。Zoom開催なので、生徒さんは日本国内に限らず。

初級クラスは30人まで、という超間口を狭く構成。このクラスは進級組み&再受講を積み上げるツワモノで構成される。


クラシックカー モーガンの助手席に乗ってドライブに行く。


この課題が出たのが Lev,2クラスの第一回目授業。
ここまで書いて、あまりの長さに自分でもあきれたので
続きは次回へまとめることにします。


今回の装い課題の協力者 モーガンを所有していらっしゃる内田氏と事前MTGの様子。


肝心なモーガンファッションの課題の全貌は次回へ。↓
有料級のファッションの学びです。








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