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人間誰だって、よくない時はある。そんな時どう服を着るのか?変わり果てた水原一平さんの風貌に見るマインドとファッションの関係。精神状態は風貌 (服装+立ち居振る舞、body)に、出てしまう。

大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手の口座から不正な送金を行ったとして元通訳の水原一平被告が銀行詐欺などの罪に問われた裁判。

先日、裁判所は水原元通訳に4年9か月の拘禁刑と大谷選手への賠償金としておよそ1700万ドル、日本円にしておよそ26億円の支払いなどを言い渡しました。

裁判前の、水原被告の変わり果てた姿に、「もはや誰だかわからない」という声が上がっている。

一番気になるのは、もともと細身ではないほうだった、とはいえ
体型の変化、正直シマリがない状態になっていること。



別に外見至上主義な話をしているのではない。
人間生きていれば良い時だけではなく、浮き沈みがあるのは誰しもがそう。
ストレスが溜まって食べ過ぎたり
人生放り出したくなって人と会いたくない!なんてことだってあるだろう。

なので、常に体型の維持が「当たり前」という風に私は思ってはいない。
そうはいかないときだってある。
特に精神状態がきついとき、また病気などで現実的にしんどいとき、これは体型管理にまでとうてい気が回らないでしょう。

また生まれ持った体型は個性でもあり、誰もが理想的な体型を
目指さなくてはいけない、ということもないでしょう。

そもそも「理想的な体型」という書き方自体自分でもしっくりこない。
こんなことを一体誰が決めるのか。

理想の体型があるとしたら、それは個人の問題だから。
あぁなりたい、こうなりたい、そう思うことは自由で、そこに向かって努力するもしないも自由なのである。

ただ、長いスタイリスト人生の中で、ここだけは外してはならない、というところはある


それは 清潔感とサイズ感だ。


また、体型維持が難しく、体型が変わってしまっても
サイズ感をあきらめないこと。
無駄に大きすぎるものや 楽すぎるものを着たり
入らなくなった元サイズのものをピチパツで着ないこと。

残念ながら、水原さんは、その両方がNGになっている。


そして最も重要なこと、ここはvoicy
で語ったので聴いてください。

これを聴いただけで、もしかした少し救われるというか
目から鱗だと思います。
私は、このことを普段から意識することで どん底までいかず
這い上がれてきました。

人生よくないときほど、一番意識するべくキーワードは
○○○なんです。


清潔感とサイズ感の前に○○○なのです。



清潔感とサイズ感解説

まずは私服。


正直、変わってしまった体型に対して、特に下半身、らくでだらしなさが目立つ。正直、ヘアスタイルも含め、清潔感を感じられない。

たとえば水原さんがミュージシャンで多くのファンがいます、という場合など、清潔感より優先したほうがいいことだってあるでしょうけれど。

今現在は、被告人の立場であり、罪を犯し更正しようとしている人ですから。。


清潔感を保っていれば、人間悪いこともしなくなるし( 詐欺をするような人には、その心理を利用し、やたらと清潔感がある人もいますが、それが胡散臭いものです。

清潔感から改善していくと、引き篭もることも改善されていく。

裁判での水原被告の服装。


こちらはさすがに髪の毛は切り、スーツで出廷。

しかし、体型が変わったためにスーツのサイズ感が、小さく感じられますね。そうだなぁ ボタン一つ留めて下は開ける、は正解なんですが
お腹がきつくて開いてるみたいにも見えかねません。

こうしてみると、そうでもないのですが、自身が反省の色を濃く見せたい場合(見せるだけじゃ駄目なんですけどね、在り方を考えて頂きたい所)
正直、あまり体にフィットしすぎたものは着ないほうが良いです。

誠実さ、の表現ならスーツはイタリアンや若者向けピッタリ過ぎなシルエットより、ブリティッシュ型をお勧めします。

トラウザーズはノータックですね。返ってパツンパツンで
モモの筋肉に布がとられ、股下が下がってだらしないかんじに。
無理せず、タック入りでゆとりがあってもすっきり見えるシルエットは
あるので、そういうほうがいいでしょうね。


シャツの袖丈、なんだか長いなぁ。サイズがシャツだけ大きいのかも。
ネックラインが美しく沿っていない気もするし。


袖丈は、ジャケットから1~1,5センチ出ているのが通常では正解で
良いのですが、ビジネスマンの立場で出廷ではないのですから、
こういう場合は、袖から真っ白なシャツ袖が見える範囲は少ないほうが
良いでしょう。

ただ 清潔感、という意味では、少し見えているのは良い効果ではあるので、控えめに。

それよりも何よりも、このジャケット自体が「カジュアル」なことが気になります。

うーん 表から見えるステッチありな襟デザインだし

パッチポケットですね、これは。パッチポケットとは、ポケットが
そのまま表からたたき付けてあるデザインのことを言います。
そういうデザインは、カジュアルジャケット、となります。

素材感も、無駄に洒落感が少しあります。
ちょっとコットンが混ざっている?そのうえストレッチ混なのかなという
カジュアル感ですよね。

そして 水原さんはあまりネクタイをしたい方なので、こうして
慣れないネクタイをすると必ず、結び目が決まらない。
いつも微妙に襟との隙間が開く閉め方で、きっちり一番上までしまっているお姿は見たことないなぁ

シャツの一番上のボタンがいつも開いたままということが多い。
この晴れ舞台の際も、微妙なネクタイの結び目でしたね。
もっと きゅきゅっといってほしいです。

今回も、なんだがきまりません。シャツボタンが開いている?という風に見えてしまうのは、ネクタイの締め具合が弱いから。

水原さんのは右ナ感じ。とにかく締め上げて隙間はNGなんですー!!


こちらの画像はメンズEXさんから頂いたのでリンクを張っておきますね。
メンズEXさんには何度もお仕事を頂いてスーツ解説も行ってきましたが

そうです、結び目が9割!!です。


やはりどうしても気になるのが
髪型でしょう。これはプロじゃなくても多くの人が、訴えられる以前から気になっていたことかと思うんです。

今回は特に、もっとすっきりされたら良かったのでは?
ロン毛から切られたわけですから、思い切ればよかったのに。
似合う似合わない、ではなくて、昔から頭を丸める、ともいい
更正決意のマインドが伝わりやすい方法でもあります。

もちろん 見せ掛けだけじゃそれこそいけませんが。


厳しいですか?


政近さんが言っていることって細かすぎませんか?
と思うかもしれませんが、知っている人が見て、服装から駄目だしされるようでは
これはやはりチャンスを物にできなかった、といってもいいことなんです。

たとえ、悪い日のことでも 人から注目を浴びるときはチャンスでもあり
更正なら更正が伝わるようにできたかできないか

こうした画像は残念ながら一生残ってしまうでしょう。
せめて、ここに書いたようなことくらいはできていれば

「本当に申し訳ないことをした」という気持ちだけはしっかり伝わるものなのです。
やってしまったことは仕方がなくとも。


違和感は胡散臭さに繋がる。


大谷選手の装いの解説は喜ばしいときばかりの解説をしてきたので
まさかお隣にいつもいらっしゃった水原さんの、このような失態を
noteに書く日が来るなんて思いもよりませんでした。

が、私は少しだけ、ずっと水原さんには服装の視点からしたら
違和感があったのです。なので実は大谷選手のレッドカーペットの際の解説で、一緒にいた水原さんのことも、実は書いているんです。

ただこのときの書き方は、ジャケットの袖が長いとかパンツ丈がすっきりしないなどの具体的な策を。

テレビ解説をした際の画像

この投稿自体を削除したほうがいいのかなぁと考えたりもしたけれど


このときのこの中途半端なシャツスタイルも正直(・・?でした。


でもなんといいますが、ちょっと言葉にできない違和感のようなものがあり
、、とはいえ まさかあのような大事件を起こす人、ということまでは
推測はできなかったけれど

長年見てきて、いつもどうしても、ちょっと清潔感に欠ける、クリーンな感じがしない人だとは感じていました。

学歴も詐称だったとか、大谷選手と笑っていたあのときも、このときも、、よろしくないことしていたのね、と思うと悲しいですが

それは誰よりも辛かったのは大谷選手だったと思います。


もうこんな姿は見れることはないでしょうが
水原さんには、ほんとうに心を入れ替えて、そのマインドが表ににじみ出てくるような外見であってもほしいなと思います。


レッドカーペットの隣に歩く方が、こんな素敵な奥様になってほんとうによかった!!

おかげ様で200名を突破
リスナーの皆様本当にありがとうございます。
そしてnoteは長年丁寧に書いてきて、気がついたら600名の方が
読者になってくださっていました。涙。
とっても嬉しいです。

感謝。

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