9.11のおもひで
こんばんは!今日は9.11。犠牲となった方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
昨日より前のことは覚えていない私ですが、9.11の日の感情はいまだに覚えています。
その時私は大学生で、探検部の仲間と「ひきこもり」という活動の最中でした。(もうこの時点で正気の沙汰ではない)
引っかかって進めない方のために説明しておくと、探検部というのはアウトドアサークルで、普段は山に登ってお酒を飲んだり川を下ってお酒を飲んだり、珍獣を探しに雪山に行ってお酒を飲んだり、、、ともかくいろいろなところにお出かけをしていました。
普段出かけてばかりだったので、たまにはひきこもろうという企画を立てた先輩がいて私はそれに乗っかりました。
4人くらいで先輩の実家の先輩の部屋に2日ほどひきこもるという、正気の沙汰じゃない活動。先輩のご家族は「自分ちで引きこもれ」とさぞや思われたことでしょう。
私はその時本棚にあった小説の「鉄道員(ぽっぽや)」を読んでいた。先輩があまりにも小説とか読みそうになかったので、先輩の感情を予想しながらぽっぽやを読むという貴族の遊びのようなことをしていた。
そしたら先輩の「なんじゃこりゃ」と慌てた声。見たら飛行機がビルに。
あんまりにも非現実すぎて一瞬先輩の趣味の悪いいたずらなのかと思った。だけど、違った。
そのあとなぜそうなったのかわからないけれど、みんなで車に乗って外に出て星を眺めた。ひきこもりは失敗した。
その時みんなどう思ったのかわからないけれど、動かずにいられなかったことは間違いない。そして何もできなくて無力感を感じて星を見た。引きこもりは失敗した。
普段星を愛でたことなどなかったのに。人は追いつめられると謎の行動をとるのだと知った。何度も言うけどひきこもりは失敗だった。
それから5年くらいして私はお寺に通うようになった。この信仰をみんながすれば争いも、災害で悲しむ人もいなくなると聞いた。
はじめはそんなの空想の世界のことだと思った。けど私はお寺のことがとっても大好きになって目のまえの大事な人と一緒にお寺に行きたくて、誘った。
そうしたら仲間ができた。その輪はひろがった。9.11の今日、私は仲間ののろけ話を聞いたり、とても楽しい作戦を立てたりして過ごした。私にできたことは目のまえの相手を大事にすることだけだった。
あの時感じた無力感は、もうない。
私ひとりにできることはそんなにないかもしれないけれど、仏様がそこにおられて仲間がいれば空想の世界だと思ったことも絶対に現実になると思った。悲しむ人もきっといなくなる。
私はその日が一日も早くくることを願って今日も明日も明後日もお寺に心を磨きに行く。
みんなと一緒に行きたい場所総本山大石寺(月1回は行ってるんだぜ)
あと東海地方の某県の某美容師K様(もう実名だしたほうがきっと早い)に作っていただいたHP。とっても気に入っているのでよかったら遊びにきてください。
では!今日も面白い一日を!
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