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父のこと

こんにちは!また一か月以上更新が滞っていました。生存確認をされたりすると、悪いなと思う反面覚えていてくれて嬉しいなと思います。ありがとうございます。

先日、旦那はんから衝撃の事実が伝えられました。
「あなた、そこそこのファザコンやで!」

ええええええええええええええええ!そうだったんーーーーー?
生まれてこのかた一度も自分をファザコンだなんて思ったことがなかったのでものすごく驚いてわざわざ「違うよ」って言ってもらいたくて今色んなところでこの話をして、それでも飽き足らずこのnoteを書いている次第です。

私は父にべたべた甘えたこともなければ、なんなら3年くらい直接顔も見ていない。連絡を取り合うのも、お誕生日に「たんおめ(誕生日おめでとう)」とLINEが来るくらい。私が「たんおめ」と送っても「あり(ありがとう)」と返信がくるだけ。
文章でLINEが帰ってきたら「あの父上から!こんな丁寧なLINEが!」と狂喜乱舞する始末。
*ちなみに、先日一週間父の日のプレゼントが遅れた際は
「盆栽ありがとう。これは一週間遅れの父の日なのか?」とご丁寧なLINEをいただき大変感激。

そんなんだから驚いて「ファザコン」という言葉を思わず検索しました。だけどやっぱり納得できない。(認めろ)

旦那はんになんで私をファザコンだと思うのか聞いたところ、父親に対する尊敬が強くて影響をものすごく受けているとのこと。

確かに今の生き方を選んでいるのも、日蓮正宗の信仰の次に影響を受けた人物かもしれない。

父は、タイプでいうとIPS細胞研究の山中教授のような雰囲気を持った人。気さくに話してくれるのに近寄りがたい。(山中教授におかれましてはもらい事故申し訳ありません)言っていることがもっともすぎて、反抗しようと思ったことすらない。そんな雰囲気の人に甘えられないですよね!

父の職業は公務員で、地方創生に力を入れていました。私の中の公務員のイメージはデスクワークだったのですが、父はコミュニケーションの得意な人でよく外に出かけていました。

信頼関係や誠実であることをとても大事にしていて、下品なものや飾られたものが大嫌い。
本当の言葉であるとか本質をずっと探っているような人でした。

一緒に食事に行く時も、料理人の方に材料の仕入れの場所や何を基準にして仕入れているのかなどを聞いて、会話も含めて食事を楽しむような人でした。(さっきから過去形ですが、父めちゃくちゃ生きてます)

今はもう還暦すぎて現役を終えましたが、今も月の半分くらい3-4個の職場に通っているそうです。あれ?私と同じじゃん。

私の中に父の要素なんて一つもないと思っていたのに、結構影響を受けている。

気が付くと私も本当の言葉で話してくれる人たちに信頼を寄せていたり、仕事のやり方や大事にしていることなども真似していた。

父が、私が社会に出る時に書いてくれたメモにはこうありました。(原文と少し違うけれど)

★人のためになることをしなさい
★どんなに小さいことでも丁寧に(人の見ていないところまでという意味)
★誠実な人でいること

これってとてもシンプルだけど、実行するのってすごく難しい。私の尊敬する人たちというのはこういうことをさらっとやってのける。

私もそんな人でありたいなと思う今日この頃です。

次に行う仕事は、「ほんものの言葉」を大事にしたものにしようと思っています。お知らせはカミングスーンです。

今日もよい一日を!



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