カスタマーサポート ハズレくじを引いてしまったと言われたら
カスタマーサポートをしていて、「じぶんは、ハズレくじを引いてしまった」と言われたら。
ハズレくじを引いてしまった、の真意は、
買った商品のすべてが壊れるわけではない、じぶんが買った商品がたまたま壊れやすかった。そういうものを買ってしまった。
ということですね。
共感をするように、と普段教えられているわたし達ですが、
まさか、
そうですね、ハズレくじ引かれましたねーとは言えませんよね。
ちょっとおかしな話です。
そんなとき、なんて言ったらいいの?
と質問を受けました。
わたしの答えは、
ハズレくじかどうかではなく、それを言いたくなるお客様の心情に寄り添いましょう
です。
ハズレくじだ、と言いたくなるお客様は、
残念さ、
あるいはくやしさ、
あるいは悲しさ
を感じられているかもしれません。
そのお気持ちにこそ寄り添っていくように耳を傾けましょう。
聞いていると、はっきりとは言わなくても、
こういう気持ちだったんだな、と察することができる瞬間があります。
それに共感の言葉を添えていきましょう。
ご心配をおかけしてしまっているのですね、
残念なおもいをさせてしまっているのですね、
などです。
共感してくれたひと、わかってくれたひとのことをひとは好きになるものです。
共感の言葉を添えることで、
お客様は、
このひとはじぶんの味方だ!
と思っていただけます。
そこから、交渉やお伝えすることをお伝えしていきましょう。