キューバという国
旅の前に具合が悪くなりました。
なんかこれは、多分、メンタル的なものからきている気がします。
風邪のような頭痛のようなめまいのような。
なんかわからない。
これが不安にもなります。
不安材料は、もうすぐ渡航するアルゼンチンがけして安全な国じゃないってこと。
そんなこと言ったら、日本以上に安全な国なんて見つけるほうがむずかしいんだけど。
昨日はキューバを取材しているYoutubeをみました。
社会主義、共産主義国のキューバ
ちょっと北朝鮮に似ています。
だれもが平等の名のもとに、
医者でも売店の売り子でも、得られる収入は一緒。
そしてそれは微々たるものです。
月3000円くらい。
食べ物を買いに行けば、物価は日本の3倍ぐらいしそうな値段です。
パイナップルの缶詰が900円とか。
そして、今にも壊れそうな建物に住んでいます。
国にたてあっても、改善する気なしです。
すこしずつすこしづつ、建物は古く、傷んでいて、いつ、天井が崩れてきてもおかしくありません。
実際すこしづつ、パラパラとした天井のかけらが落ちてきています。
トイレの衛生状態も悪く、そもそも壊れていたりする。排水しないとか。
蚊が大量にいてデングが心配です。
それでも国は知らんぷりです。
国からの支給される食べ物のリストは、とても少ない量のリストですが、それさえ、全部が支払われることはほぼありません。
また、粉ミルクが支給される子どものいる家庭では、すこしブラウンっぽい色のミルクで飲むと体調が悪くなるそうです。
体調が悪くなっても、医者がほぼいません。
(劣悪な環境なので海外へ逃げてしまう)
じぶんの子どもが海外で仕事をするようになって、仕送りをしてくれている家庭はいいのですが、そうでなければ生活はかなり過酷です。
そして、国の文句を言えば、牢屋にいれられてしまいます。
そんな独裁主義国。
キューバは島国なので、アルゼンチンへ逃げてくる人はほぼいないようです。
それと似ているのがベネズエラ。
ベネズエラからアルゼンチンへ移住してくる人は多いです。
アルゼンチンは、基本だれでもウエルカムなのです。
移民の国なのでその背景からかもしれません。
それは良いことなのでしょうが、つまり雑多なひとがいるということです。
南アメリカのなかではアルゼンチンは比較的治安のいい国です。
だけど10年前は、南アメリカはあぶないというイメージしかなくて、今回の人生ではいかなくていいかな、と思ってました。
人生は、思わぬ展開をすることがありますね。
泣いても笑っても、明日成田から出発です。