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貧しい国へ古着を送るのは迷惑


知りませんでした。

貧しいひとへ古着服を送るのは迷惑だったなんてね。

ハラカンタさんのYoutubeで、話されていました。アフリカで年に何度も行って活動しているからこその説得力です。

古着を送れば、それは寄付であり、いいことをしているように感じます。

だけど、輸送コストが膨大にかかること

質の悪い服も送ってしまっていてそれはゴミということ

アフリカの縫製産業の成長をさまたげていること

送られる量は膨大で毎週何万トン

毎週何万トン!

何万トンだったか忘れましたが。

それは消費しきれずこれまた膨大な量の服を廃棄していること

つまり廃棄処分場みたいになっているってこと

そのなかには、アフリカという暑い場所に厚手のジャケットやコートなども送られてきていて、そんなの着るわけないこと

つまりニーズ無視されたおくりものでそんなにいらない

日本でも地震が起きたときによく送られる千羽鶴みたいな

(食べ物やその際着るもの寝具が必要なので)

ニーズを無視したおくりもの

気持ちがこもっていることはわかるから、捨てるに捨てられない千羽鶴と同じレベルで

ということです。

これですっきりしました。

輸送費かけてまで、古着をアフリカに送らなくていい。(環境に悪いし、アフリカの自立をさまたげている)

ゴミを送りつけているという迷惑な側面も実はある。

古着は日本でメルカリで売ったり、中古服のお店に譲ったりしたほうがずっといいな、と思いました。

よくある自社の古着はアフリカに送りますというアパレル会社の、店舗脇にある袋、ありますよね。

アフリカの子どもたちなどの写真つきで、良いことをしている気分になります。

だけどあれも、どんどん捨てろ新しい服を買え、というアパレルのファストファッションの後押しなわけです。

だから、そもそも、

服はどんどん捨てて、どんどん買わなくちゃならないものなのか

なにか、その考えかた自体がちょっとおかしな話しだったのでは?

というところまで考える必要がありそうです。

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