生態17. 通勤・通学時間が嫌い
今日も、お越しいただき、
ありがとうございます❣
自分観察中のじゅん子です。
片道1時間の通学が嫌だった
子どもの頃、山を切り拓いた住宅街に
住んでいましてね。
その山の反対側にある小学校まで、
坂道を下りたり上ったりしながら
片道1時間かかけて通っていたんです。
ホントに、その道のりが苦痛でしてね。
1分でも早く、帰宅したいと思っていました。
友達と道草しながら帰ることもありましたが、
どちらかというと、一人でモクモクと妄想しながら
急ぎ足で帰る方が好きでした。
大人になったら、あの靴とあの服をたくさん買って…など、
物欲を満たす系の妄想が楽しかった記憶があります。
実際、大人になってみると、趣味も変わっており、
当時、憧れていた靴など、全く欲しいとも思いませんでしたが。
おかげさまで、妄想力は養われた氣もしますが、
「家が近い子たちは、もう、おやつを食べてたり
できているんだろうなぁ」
「早く家に帰って、暖まりたいなぁ」
「この時間、無駄だよね」
と思ったものです。
専業主婦への憧れ
そして、ようやく、帰宅するとですね。
母が近所のおばちゃんとワイドショーを見ながら、
お茶をしていましてね。
シルベーヌ(ブルボンのチョコケーキ)の空き箱を
発見した時には、もう…。
「なんで、残しておいてくれなかったの?」
「いーなー、大人って。」
「専業主婦、サイコーやん。」
って、子どもながらに思ったものです。
ちなみに、母は、毎日、忙しい忙しいと言い、
主婦の仕事はエンドレスだと、愚痴っていました。
実際、父が入院していた時は病院通い、
3歳下の妹が小学生になってからは
パートタイムで働いていたので、
忙しかった時もあったとは思います。
また、母は、朝一番に起き、皆の朝食やお弁当を
作ってくれていましたが、
それが終われば、あの坂道の通学路を歩く訳でもないので、
とても羨ましかったです。
元々、結婚願望はなく、一生、働くつもりではありましたが、
どこかで、専業主婦への憧れはあったように思います。
天国と地獄
高校卒業後、一人暮らしを始めてからは、
学校や勤務先まで、徒歩20分くらいの所に住むことができ、
まさに、天国でした。
人によっては「徒歩20分って、遠くない?」みたいに
言われることもありましたが、
子ども時代のあの坂道1時間に比べれば、
歩いた内に入らないくらいの氣分でした。
そして、在職中に、今の夫と同棲して結婚したこともあり、
1年くらい、乗り換え2回以上、1時間半の電車通勤になりました。
ただ、病院は出勤時間が早めで、夜勤もしていたので、
比較的、電車が空いている時間帯だった点は良かったと思います。
しかし、企業に勤務し始めてからは、なかなかの混み具合でして。
電車が少し遅れたりすると、荷物もどこかへ行ってしまいそうな
すし詰め状態になり、出勤するだけで、相当、疲れていました。
また、自転車通勤の夫は18時頃には帰宅し
ビールを飲んでいましたが、
わたしは19時過ぎに買い物をして帰宅し、
それから夕食を作る生活が
苦痛苦痛でたまりませんでした。
そして、幸運にも、一時的に専業主婦を体験する機会にも
恵まれましたが、思っていたのと違う…となりましてね。
結局、通勤・通学時間が嫌いだっただけなんだぁ、
と氣が付きました。
なので、オンライン大学の存在を知った時は、
わたしのための大学だと思いましたし、
在宅で仕事ができることをありがたく思います。
今週のレポートは以上です。
最後まで、お読みいただき、
ありがとうございました。