私を忘れさせてくれない「広島風つけ麵」の作り方
仕事の都合で広島に6年半住んでいました。そこで出会ったのが「広島風つけ麺」。広島に住むまではそんなもの知らなかったのに、上京してからもたまに食べたくなるんです。冷やし中華だと物足りなくて、激辛麺よりほんのり甘い。忘れたくても忘れさせてくれない広島のソウルフードです。
そこで、昔色んな店で食べた記憶を遡り、レシピを再現してみることに成功。
料理家の夫からは「君、つけ麺屋さん開いた方がいいんじゃない」と褒めてもらうまでに。
さらに、南アフリカに勤務している同僚から「どうしてもあのつけ麺のレシピが知りたい。現地で再現したい」とお願いされたこともあり、秘伝のたれを公開することになりました。
といっても、別にもったいぶっていた訳ではなく、単につけだれの材料が多いんです。試行錯誤するうちに色々混ぜてたらこうなりました。
-「旨辛で忘れられない「広島風つけ麵」の作り方」
(材料)2人分
・中華麺 2人前
・キャベツ 適量
・白ねぎ 適量
・豚バラ肉 適量
・塩コショウ
・ゆで卵 1個を半分に切っておく
<つけだれ>
・だし(水でも)200㏄
・中華スープの素 小さじ2
・ごま油 大さじ1 1/2
・ごま 大さじ2
・豆板醤 大さじ1
・醤油 大さじ2
・砂糖 大さじ2
・酢大さじ3
・コチュジャン 小さじ1/2
・韓国唐辛子 小さじ1
・ラー油 小さじ1
・レモン(あれば)
(作り方)
①つけだれの材料を混ぜ合わせておきます。
②キャベツはざく切りに、ねぎは斜めに切って水にさらします。
③豚バラは適当な大きさに切って、フライパンで焼いて塩コショウし、取り出しておきます。
④鍋に湯を沸かし、沸騰したら、キャベツと麺を入れます。
⑤表示通りの時間麺を茹でたら、キャベツと一緒にざるにあけます。
⑥お皿に盛り、キャベツと水気を切ったねぎ、豚バラ、ゆで卵を添えます。
今回は、瀬戸田のレモンがあったのでつけだれと麺に添えてみました。麺は、今回、揖保乃糸 の手延中華麺を使ってみました。揖保乃糸 はそうめんだけじゃないんです。
ちなみに揖保乃糸はパスタだってあるんです。どれも美味しいです。
おまけで、よく行ってた広島のお店も紹介します。
どこもおすすめです。また行きたいなぁ。
最後に、最近YouTubeを始めました。日経ビジネス連載の埋め込み動画用ですが、色んな動画をあげていこうと思っているのでチャンネル登録いただけるととても嬉しいです!!
中央省庁に勤務。日本の食と農に思いを馳せる妄想料理家。休日はNINO FARMにて野菜作りをしたり、全国の産地に出向き美味しい食材の魅力を発信する。フードアナリスト、野菜ソムリエ / 愛媛県出身/砥部焼大使。