青森のお米とごはんのおともで「まっしぐら」
炊きたてのごはんにふわりと立ち上がる湯気。そして、甘い香り。
世の中にこんなに純白な存在があっただろうか。
そう、ごはんは美しい。
ごはんの美しさは、あまりにも素直で日常的で、生活の一部になってしまいがちだけれど、それが、かけがえのないものだということは認識していないのかもしれません。
それを再認識させてくれたのが、青森のお米です。
「まっしぐら」は、炊上がりが白くつやがあり、粒ぞろい・粒張りなど外観も良いのが特徴の品種です。
そして、真っ白なごはんを引き立たせてくれるのが、色とりどりの、ごはんのおともだったりします。
くるみ味噌、ちりめん山椒、梅干し、べったら漬け。
さらに、青森の食育料理家のなぎさなおこさんに教えてもらった青森のごはんのおとも3種セットは、気に入って、何度もリピートしてますのでご紹介します。
◆元祖コムラのなんばんみそ
→もろみの香り、ピリッとした辛さ、野菜の食感が何とも絶妙な素朴さを醸しだしています。
◆味よし
→粒状の数の子、刻んだ大根・キュウリ、ねばる昆布、スルメをほどよい味に仕上げた醬油漬です。昆布の粘りでネバネバしています。
◆菊花巻き
→蒸した食用菊で、塩漬けにした大根、人参、高菜などを巻いたもの。
菊花巻きなんて、エディブルフラワーの先駆けじゃありませんか。
とってもおしゃれでインスタ映え間違いなし。
ごはんが、あまりにも美味しく、炊き込みにも挑戦してみました。
なるほど、芯がしっかりしていて、出汁にも負けない米の旨味があります。
美味しすぎて、友人は驚愕しておりました。
新米って本当に美味しい。青森はこのほかにも「青天の霹靂」や「つがるロマン」など個性豊かなスター品種が揃っています。味わうのが楽しみです。
中央省庁に勤務。日本の食と農に思いを馳せる妄想料理家。休日はNINO FARMにて野菜作りをしたり、全国の産地に出向き美味しい食材の魅力を発信する。フードアナリスト、野菜ソムリエ / 愛媛県出身/砥部焼大使。