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夏に一度は食べていただきたい「たこ飯」の作り方

瀬戸内で育った私は、たこの旬は夏のイメージでした。

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愛媛県松山市に面する海「伊予灘」は、海底の砂地が海老やカニや貝類の絶好の住処となっており、それらをエサとするたこが多く生息しています。

夏になるとぶつ切りしたたこが食卓にあがる姿も多く見ましたし、それを炊き込んだ「たこ飯」は夏の風物詩のようにも感じていたのです。

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とは言っても全国的に年中手に入るたこですが、私は、仕上げにネギや大葉(紫蘇)をたっぷりかけてさっぱりといただくのが好きなので、だるくなりがちな夏にタコ飯を食べるのが一番のおすすめです。

-「夏に一度は食べていただきたいたこ飯」の作り方
材料(4人前)
米 2合
ゆでダコ 150g(たこ足2本くらい)
生姜 1片
(A)酒 大さじ1
(A)みりん 大さじ1
(A)白だし 大さじ2
水適量 約380cc
万能ねぎ、大葉(青紫蘇) 適量

作り方
①米は洗ってザルに上げておきます。
②ゆでダコは一口大に切ります。
③生姜は千切りにします。
④炊飯器(写真では土鍋を使っています)に米と生姜と(A)を入れ、2合炊きの水加減に合うように水を加えます。

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④混ぜ合わせ、タコを乗せたら通常の炊飯モードで炊きます。
(土鍋の場合は、中火で5分、弱火で10分、火を止めて10分蒸らします)
⑤.炊き上がったら混ぜ合わせ、蒸らしてできあがりです。お好みで万能ネギや刻んだ大葉を添えてください。

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お味噌汁の具は、夏らしくトマト。

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秋はきのこ、冬は牡蠣、春はたけのこ。

そしてやっぱり夏の炊き込みご飯は、タコ飯で決まりです。

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松本純子
中央省庁に勤務。日本の食と農に思いを馳せる妄想料理家。休日はNINO FARMにて野菜作りをしたり、全国の産地に出向き美味しい食材の魅力を発信する。フードアナリスト、野菜ソムリエ / 愛媛県出身/砥部焼大使。