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25:良い歳のとり方

少し間が空いてしまい、すみません。独立に際して、これまでご一緒してお世話になった大好きな皆さん、新しくご一緒する皆さんとこの3か月じっくりと時間が過ごせました。また、今日50歳の誕生日を迎えまして、半世紀頑張った日にこのテーマで投稿できるのも記念になって良いかなとここ数週間温めておりました!

このテーマは息子からのリクエストです。息子になぜこのテーマなのかと聞くと、Creepy Nutsの「のびしろ」という曲に
「サボり方とか 甘え方とか 逃げ方とか 言い訳のし方とか やっと覚えて来た 身につけて来た 柔らかい頭 カッコのつけ方 調子のこき方 腹の据え方 良い年のこき方 脂乗りに乗った 濁った目した だらしない身体 嫌われ方や 慕われ方や 叱り方とか 綺麗なぶつかり方 もっと覚えたい事が山のようにある…のびしろしか無いわ 俺らまだのびしろしかないわ」
というフレーズがあって、24歳なりに世の中を見ていると、テレビでスキャンダルで謝罪している政治家、お金の亡者のような実業家、、「全然かっこ良くないんじゃない」と思う大人がいるようで笑、「良い歳のこき方ってフレーズいいな」「俺はそうなりたいな」と思ったそうです。

私は半年に一回ぐらいのペースで石垣島に通っています。きっかけは、勤めていた会社の後輩が石垣島で自然に近い医療を目指す診療所を開業したことで、彼女に会って彼女の事業を応援するという名目で、実は私が患者として自然に近い医療を受けているんだなーと思いながら通っています。ある時、彼女が私と友人達をたま子おばぁの料理教室に連れて行ってくれました。たま子おばぁは90歳にして、朝から鶏の世話をし、何十種類もの野菜やハーブが育つ畑の世話をし、旅人をもてなす料理の下ごしらえをし、旅人に八重山料理を教えながら、旅人に自然や食の大事さを話してくれるのです。たま子おばぁは、「コロナの間は寂しかった。養鶏や畑のために体を動かして、人と会って話すことが張り合いで、またそれができて嬉しい」と言っていました。

沖縄は『ブルーゾーン』と呼ばれる、イタリア・サルデーニャ島、アメリカ・カリフォルニア州のロマリンダ、コスタリカのニコジャ半島、ギリシャのイカリア島と共に、各国の研究者、医師らの協力による人口統計学的に確認された世界の長寿の五か所のうちの一つと言われていています。『ブルーゾーン』の研究では長寿の地域に共通する要素は以下の9つと言われています。
ルール1  適度な運動を続ける
ルール2  腹八分で摂取カロリーを抑える
ルール3  植物性食品を食べる
ルール4  適度に赤ワインを飲む
ルール5  はっきりした目的意識を持つ
ルール6  人生をスローダウンする
ルール7  信仰心を持つ
ルール8  家族を最優先にする
ルール9  人とつながる

さて、沖縄のご長寿、たま子おばぁやブルーゾーンのルールを見たうえで、息子の冒頭の「良い歳のこき方」もとい「かっこ良くないんじゃないの」と思う大人の話しに戻って自省してみると、若者から見て「お酒を飲みすぎたりカロリーの多い不健康なものを食べ過ぎて体がどんどん自由きかなくなってるんじゃないの」「人生の目的が無いんじゃないの(世の中の流れお金に踊らされてない?)」「何かに追われて余裕が無いんじゃないの?」「家族や友達とちゃんと繋がってるのかい?」と思われているんじゃないかと。

私自身も、noteに書いているように、ヨガを20年、キックボクシングや筋トレもスノースポーツも、できるだけ在来種のお野菜を使って自炊をと相当食と運動には気を使っているけれど、会食が続くとハイカロリーなものを沢山食べてしまうし、ヨガやキックもさぼる時あるし、人生の目的も見直し中ですし、プライベート重視派ではあるけれど欲張りに頑張ろうと思っているうちに余裕が無くなることはあるし、家族や友達は大事にしているつもりだけど余裕が無くなるとご無沙汰になったりします、、、

でも自分の人生だし、良い大人だから、言い訳してても仕方ない。運動・食・人生の目的・心の余裕・家族や友達、大事にして、息子が「俺の母ちゃんやるじゃん」と思うくらい良い歳をこきたいと人生の折り返し地点で改めて思うのです。

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