《思い込み》
今朝、今日のブログは何を書こうかと考えていたら、頭に浮かんできたのは「思い込み」という言葉。
以前、仕事の先輩が急に怒り出したことがありました。仕事仲間で雑談をしていると先輩が帰って来て「私が帰って来たら話を辞めなくてもいいでしょ。気分が悪い」といきなり言われたんです。何のことで怒ったのか意味不明でした。先輩が帰ってこられたので「お疲れさま」と言うと、そのまま自然に雑談が終わっただけ。なのに その先輩は自分の悪口を言われいると思い込み、とても機嫌がが悪くなったんです。いくら「違いますよ」と言っても信じない。「どうせ私の悪口を言ってたんでしょ」と言うんです。機嫌が良くなるようにと周りが気遣ってもいっこうになおりません。その先輩は一緒に話をしていた方の悪口を上司に言ったらしく、そのことがバレたと思い込んでいたようです。
周りを巻き込む迷惑な思い込みです。そんなくだらないことで時間を費やすのは時間泥棒。ご本人にとってもイライラする時間がもったいないです。
「どうせ」「しょせん」と思い込んで口に出したことはありませんか?
他界した母は「どうせみんなガンで死ぬんだし」とよく口にしていました。長年ガンで闘病している苦しさからの言葉なのかも知れませんが、本心は死にたくないと思っているのに、よくネガティブな言葉を発しては落ち込んでいたんです。なんとか前向きな言葉に変わるようにと話をしたことがありました。
母は「こうあるべきだ」「こうしなければいけない」とずっと思い込んで生きた人でした。母の世代だから教育がそうだったのかもしれません。
私に対しての理想は、学校を卒業したら花嫁修業をさせ、お見合いで良い方と結婚。それが親の役目のように思っていたんです。私はことごとく母の理想から外れた人生を送ってきました。ですがしだいに母は私の生き方を認めてくれるようになったんです。
思い込み一つで大きく人生が変わっていきます。
自分の人生を良くしたいと思えば 良くなるための思い込みで人生を歩めばいい。時間は平等、1日24時間です。愚痴を言ってる時間はもったいないです。
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