
方向音痴な日々と薔薇オジサンと、インド人>妻と。
先日、いつものように仙台へ。
よしペンは仕事で、私はスタバへ行ってから買い物へ。
「今日はつくよみの会(仲良しのみんなでおしゃべりする会)があるから、早めに帰ろうっと。そうだ! 先に買い物しておこう。エスパルのカルディでコーヒー豆を買うんだ」
エスパルとは仙台駅にあるデパートである。






また迷ってしまったようだ。
グーグルマップを開いても無駄だ。
私の力では永遠に辿り着けないのだろうか?
もう疲れたので少し休もう。

ベンチでぼーーーーっと休んでいると
タイミング良くよしペンから電話がかかってきた!
「待たせてごめーん! インド人に道案内してて遅くなっちゃった!!」
それを聞いた時に私の頭の中で インド人>妻・じゅんこ3 という式が成り立っていた。
インド人に負けた私は今後どうしたらいいのだろう。
まあ、いいや。私は心が広い人間だったのを思い出した。
そんなことより、カルディだ、コーヒー豆だ。
インド人に道案内しなくたって、彼は遅刻してくるのだから。
じ「よしペン、インド人よりカルディはどこなの? 辿り着いかないんだけど」
よ「え? 今どこなの? ああ、東館なのね? 反対方向だよ」
じ「は?」
というわけで、よしペンに案内してもらいましたよ!!(本当に逆方向だった)

インド人の話も気になるけど、
私は先ほど見た「薔薇おじさん」のことを心からワクワクしながらよしペンに話した。

じ「エスパルに素敵な花屋さんあるじゃん?」
よ「うん」
じ「そこで真っ赤な薔薇の花束を買って大切に持っていったオジサンがいまして」
よ「うん」
じ「オジサン、すごくイケてないおじさんでして。もしかして、プロポーズなのかな? 断られたら薔薇がバラバラになっちゃう」
よ「うん」
よしペンは基本的にうんしか言わない。もちろん私のナイスギャグにも反応しない。
じ「それとも、結婚記念日かな?」(私たちも結婚記念日が近いのでプレッシャーをかけてみた)
よ「うん? そのオジサン、どんな人?」
じ「保険屋のGさんにそっくりなオジサンだったよ。コンビニで奥さん買ったという伝説のGさん」(詳しくはじゅんこ3のkindle本「つぶあんのどら焼き」を読んでね!)
よ「やっぱりさ、そのオジサンGさんと同じ保険屋さんで、保険契約してもらうために薔薇買ったんだよ」
じ「んなわけないじゃん」(うまい具合に逃げたな……)

気がつけば、もう11月も後半。
来月はクリスマスなんだね。
今年は「よつばちゃんとかさ」の本が2月22日に発売になり、
3月には末吉宏臣さんの出版記念パーティに行って、本物の本田健さんにお会いしたり。
母と一緒に旅行へ行ったり。
最高に楽しい一年だったな。
じ「ところで、インド人とのが気になるんだけど」
よ「その人に声掛けられて。ふぇあドゥーユーフロム?しか出てこなかった」
じ「どこまで案内したの?」
よ「ステンドグラス前まで。ロピア(スーパー)に行くって言ってたよ」
インド人ロピアで夕飯買うのかな?(じゅんこ3こころの一句)

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