一人旅へ day1
自分と向き合う、というと
なんだか自分、自分って
すごく利己主義な感じで
ちょっと違う気がしてきました。
自分の人生と向き合う、の方が
しっくり来る感じです。
連休は
人生を子供の頃から棚卸しすべく、
一人旅に、やって来ました。
旅先の宿はほとんどお客さんは無くて、
今日は一日フロントのお姉さんとしか
会話してません。
ゲストハウスのベッドルーム。
カーテンを引いてしまえば
もう私だけの空間です。
あるのは寝具と棚とハンガーだけ。
究極に削ぎ落とされたこの空間は
瞑想や、考え事にもってこい。
こういう旅が大好きです(^o^)
一人歩きながら、
子どもの頃からなにか感じていた違和感を
ストーリーにしてみました。
*****
私は女の子。
髪が伸びてきたから切りたいな。
周りの大人に頼んだら
床屋に連れて行ってくれた。
黒いシートに座らされ
シェービング剤の匂いの店内
隣りの席には、おじさん。
黒い枠の鏡に映る、私。
髪は短くなったけど
なにか変な気持ち。
無表情で家に帰ると
大人たちが言う
どうだ、スッキリしただろう。
かわいいじゃないか
何が不満なんだ。
お金の心配してるのか?
ありがとう
そうなんだけど
そうじゃなくて
言えない
違和感を感じる私が間違ってるんだ。
きっとこういうもんなんだ。
*****
家族と、こういう気持ちの食い違いが
とても多かったと思う。
意見を言っても
子どもが、チビが、ご立派ですこと
と、茶化された。
それは大人になっても続いている。
だから本当の気持ちを言うことを
割と早い段階で諦めた。。。
そんな記憶がある。
そんなことを思い出した、
旅の一日目でした。
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