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サンタさんは子供だけだから
いよいよ今週末はクリスマスですね。
この時期は今はもう社会人になってしまったウチの子供達とのクリスマスを思い出します。
私自身、朝起きたら枕元にプレゼントが置いてあるというサンタさんシステムが何とも夢があって大好きなので、もちろんウチの子供達にもサンタさんはやって来ました。
子供達のお願いの品がその時期何処の子供も欲しいものだったりして、サンタさんは本当に大変でした。
でも朝、枕元にプレゼントを見つけた時の子供達の嬉しそうな顔を見ると、サンタさんもフィンランドでホッと胸を撫で下ろしていたと思います。
でも今時は、小さい時からサンタさんなんていない、プレゼントはお父さんお母さんがくれるんだよと話す割り切りちびっ子が少なくないみたい。
ウチの子供達のお友達もそう言うちびっ子は多かったかなぁ。
その家その家の考え方があるのだから、それはそれで良いと思うけど、私はそれじゃつまらないなと思う派。
だってサンタさんは子供にしか来てくれないのですから。
サンタさん来てくれるかなぁとワクワクドキドキしたり、プレゼントどうしようかなぁと本気で悩んだり、
ゲームだとサンタさんのおもちゃ工場では作って無いかも知れないと不安になったり。
サンタさんは子供の時だからこその素敵なイベントだもの。
人生80年で子供の時代はせいぜい10年ちょっと(その内2.3年はベビーで記憶に残り難い)あっという間に終わってしまいます。
だからその貴重な子供時代は、子供の時にしか出来ない不思議なワクワクドキドキの想像の世界を思いっきり楽しんで欲しいのです。
本の中だけのファンタジーの世界だって子供の頃には現実の様に思える事も。
子供だからこそ出来る事許される事があるから、子供時代にしか出来ない事は子供時代にいっぱいして欲しい。
クリスマスのサンタさんほど子供がワクワクするイベントはあるでしょうか?
日本には一応ひな祭りや子供の日があるけれど、昔の様に七段飾りのお雛様を飾る家も、大きな鯉のぼりをあげる家もほとんど無くなりました。
(もちろんしているお宅もあります)
だからこそクリスマスのこの時期ちびっ子達と一緒に、サンタさんは本当に1人でソリに乗って世界中の子供達にプレゼントを届けているのだろうか?そのソリはどんなシステムなんだ?とか、何故それぞれの欲しい物が分かるのだろうか?どうやってフィンランドのサンタさんは任天堂のゲームを手配するのか?などの謎を本気で語り合ってみるのも楽しいよね。
子供ならではの色んな意見を出し合って、一緒に色んな想像をしてみて欲しい。
子供時代はあっという間に終わってしまう、それは大人はみんな分かっています。
決して戻る事は出来ない事も。
だからこそ、クリスマスのワクワクドキドキをちびっ子達と本気で語り合うのも悪くないんじゃないかと私は思うのです。
大人になってもそのキラキラした記憶はいつまでもなくならない。
それが人生の思い出となって行く。
どうせなら人生の最初の頃の思い出に素敵な物が多くあって欲しい。
大人になってからきっとそんな思い出が、魅力のカケラになってくれるから。