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今からでも遅くない『その年、私たちは』でときめきに死す✞
チェ・ウシクがかわいいってことぐらい、知ってましたよ。じゅんぷうですこんにちは。
彼を初めて見たのは
『屋根部屋のプリンス』での
世子に仕える宦官役。
![](https://assets.st-note.com/img/1643456502606-0TvOt17McR.jpg)
あとはほとんどが映画で
『パラサイト 半地下の家族』をはじめ
何作か見ていますが
クセを隠してたり
チラ見せしてきたり
怯えた仔犬のようで
情けなかわいい男の子って、
知ってました。
知ってるつもりでした。
だけど『その年、私たちは』を見たら
![](https://assets.st-note.com/img/1643467666402-YRCswdxyXI.jpg)
今までのかわいいをはるかに超えて
かわいいすぎる。
『その年、私たちは』は
チェ・ウシク演じるチャ・ウン
キム・ダミ演じるクク・ヨンス
この二人の高校時代と
10年後の現在が交互に描かれます。
ドキュメンタリーや思い出の中のウンと
現在のウンを見ているうちに
わたしにもウンがほしかった
わたしがずっと好きだったのはウンだ
いや全女子の思い出の中の元カレがウンだったのではないか
ぐらいリアコ?な錯覚が暴走するほど
ウンの描き方、見せ方に引き込まれました。
というのも
過去のシーンが交際期間は別として
単なる回想ではなく
高校時代に撮影された
ドキュメンタリー映像であること、
現在のシーンもモノローグが
質問に答えるスタイルだったり
ドキュメンタリーのカメラ目線だったり
第三者の視線だったりすることで
「映像」と「記録」そして「記憶」が
自分の記憶と隣り合わせな感じで
感情をつつきながら入り込んでくるんです。
「人生のある一瞬の記録」
というものにこめた作り手の思い。
![](https://assets.st-note.com/img/1643468690379-kqklDp7kIF.jpg?width=1200)
彼らだけでなく
どの登場人物にも
もれなくどこか共感できて
愛すべき人たちばかりの
やさしい世界でした。
(金物屋のおじさんがツボ)
ドキュメンタリーで
「10年後になりたい自分」が語られますが
見る側も
自分があのころどう考えていたか
実際どうだったか
今の自分が10年後どうしていたいか
ふと考えさせられもしたりして
思った以上に刺さる作品でした。
平凡なようで非凡、
いそうでいない
ちょっと変人なウン。
チェ・ウシクこそチャ・ウン。
![](https://assets.st-note.com/img/1643467746914-mwXtCPfXJz.jpg)
ウシクとはウガウガファミリーの仲間、
BTSテテの歌うOST「Christmas Tree」
どのシーンで流れても
心の糸かき鳴らされるように切ない。
絵も描きたくなってきました。
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