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『秘密の森』の森は深かった
サスペンスとモッパンの韓ドラ無限ループ中、じゅんぷうです。
『秘密の森』シーズン1完走しましたのでシーズン2突入前に記録。
検察のスポンサーだったパク社長が何者かに殺害される。検察の内部不正を絶とうとするファン・シモク検事(チョ・スンウ)に情報をリークする直前だった。シモクは容疑者の決定的な証拠をつかむが、容疑者は無実を主張する。証拠はねつ造されたものだった。過去に脳手術を受けた影響で感情というものがない冷徹なシモクと、人情に厚く行動力のあるハン・ヨジン刑事(ペ・ドゥナ)は殺人事件の犯人や証拠を仕立て上げた黒幕を探るが、やがて第二の事件が…
とにかく森が深い
・シモクが所属する西部地検のイ次長検事
・イ次長検事の右腕でシモクに恨みを持つソ検事
・イ次長検事の義理の父で韓国一の財閥ハンジョグループのユン会長
・イ次長検事の友人でヨンサン警察署の署長
・シモクの後輩で父の汚名を晴らしたいヨン検事
・ヨン検事の父で検察内の不正の証拠を握っている?前長官
周辺の人物たちの誰が犯人でもおかしくない上、シモクも容疑者となってしまいます。彼らの事情・動機によって事件の本質は深い森の中へ…。二転三転する犯人捜しの前半と、徐々にピースが埋まっていきながらこれでもかと緊張感が高まる後半。シモク率いる特任チームの一体感が唯一の和みどころなのですが、絆が深まれば深まるほど悲しい予感も深まっていきます。
とくに派手なアクションもなく、理性的に淡々と考察するシモクを演じたチョ・スンウ。プロフィールによりますと173㎝とそんなに高身長ではなく重心低めで、対立するソ検事のほうが華やかでモデルみたいなルックス。だけど彼のこの塩顔が、落ち着いた柔和な表情のときは銀シャリの鰻さん、シリアスな表情のときは綾野剛…※つまりタイプ
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回想シーンの過去の前髪下ろしシモクも、よき…!
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完全無表情のシモクが、ペ・ドゥナ演じるハン刑事と過ごすうちに、ふと表情をゆるめる瞬間が尊すぎて、事件の真相と同じくらい彼の表情の変化を見逃せないドラマでした。
ちなみに重要人物のイ次長検事を演じたユ・ジェミョンは、初めてお目にかかったのは『梨泰院クラス』のチャンガの会長だったので、このドラマでのスーツ姿はシュッとしてて背も高くて二度見でした。
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それと、気になった「水中処分隊」という韓国海軍の特殊部隊の存在。Under Water Demorition Teamといって、非武装地帯での有事に備えるなど高度な戦闘技術を持った特殊戦闘部隊のようです。危険物の処分など、日本の海上自衛隊の水中処分隊ももちろん過酷な任務にあたっていると思いますが、存在意義は違う。部隊の描写はとくにはなかったけれど、こうした存在を知っていたほうが、ドラマもよりスリリングに楽しめるでしょうね。
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