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WOOD STUDIO KUZE'S さんとの出会い

今回のSTORYは「レイチェルオムレット」さんのラインスタンプから開始!
「ハンドメイド作家を目指す⑤」


0.「レイチェルオムレット」ラインスタンプ

私が日々愛用しているラインスタンプがこれです。↓

この味のあるスタンプの作者が「レイチェルオムレット」さん。
或る日のことです。
この方一体どういう方なのか??と、ふと思い
ネットで調べたら、なんと「九谷焼の陶芸家」さんだったのです。

レイチェルオムレットは、陶芸と刺繍の制作をしています。
九谷焼の色絵を使って、ニャンコやトリなどの動物、
植物などをモチーフに作品を作っています。
見ていて少しだけクスッと笑えるような、作品づくりをしています。

https://rachelomelet.chottu.net/

九谷焼の作品もスタンプに通ずる極上ちょいシュルなカワイさ。
※ちょいシュル⇒ちょいsurreal
見たらゼッタイ欲しくなる度、超高レベル!
この時は既に笠間の展示会が終了後で
レイチェルさんの作品には会えませんでした。

ちなみに
笠間は我が家「恒例ガソリン代浪費ロングドライブ」の定番コース。
もっと早くレイチェルさんのことを知っていたら、と残念でしたが、
レイチェルさんのご主人久世さんが
木工時計や雑貨、家具を作られる方だということを発見!!

1.WOOD STUDIO KUZE’S


丁度まさに
昨年ログハウスを新築された友人ご夫婦のお宅に
7月早々お邪魔することになっていて
持参するプレゼントを探していたところでした。
久世さんのサイトで見つけた魚の時計が、
思い描いていた「ログハウス新築祝いプレゼント」イメージに
ピッタリ!!


オンライン購入可ですが、実物を見たかったので、
早速、事前(前日)に、WEBサイトの問い合わせフォームから
メールで「スタジオにお邪魔して魚の時計を購入したい」と
連絡したら、すぐに返信いただきました。
然も「時計は【受注制作】なので、
送付した写真の中から時計を指定いただければ、明日までには仕上げておき
ますよ!」という感極まる神対応。しばし感動。

翌日土曜日、朝一でダンナと一緒に黄色い車で横浜を出発し、
予定時間より早めに茂原市に到着!
あいにく小雨な天気でしたが、おかげで渋滞は回避できました。

青田の鮮やかさが美しすぎる茂原

工房に到着して車を駐車、恐る恐る扉を開けると、
穏やかな笑顔で久世さんが出迎えてくれました。
スタジオには木製のお皿や小物たちが数点、
奥様のレイチェルさんの陶器や銅版画も!
異国の大きな葉っぱも飾られていました。

窓からは数本の大木と広々した景色が広がっています。
スタジオ自体が久世さんの作品空間になっていて、
桟の三角模様彫りがとても良い具合に目を引きます。
(写真撮るの失念、残念)
どことなく懐かしいような、
どこか知らない遠いところの
小さな教室のような雰囲気です。
ぷかぷかしたオルガンの音が合いそうな、
と、ふと記憶をよぎる旋律。

あっ、あの曲なんという曲だっけ??

確か、
ときめきスタイル社」という古着屋さんでよく流れていた曲。

2.スカパラ「君と僕」

この曲でした。
東京スカパラの「君と僕」1990年発売のアルバムの曲

あれから30数年、
いつのまにか「君と僕」に歌詞がついてました。
君と僕 2010 feat.斉藤和義

あれから随分時間が過ぎ
大人になれたと思っていたけど

遥か遠くまで歩いてきただけ
あの時のままの気持ちでここへ
やっと辿りついてる

言葉にならずに笑った朝
それぞれの道を歩いてた君と僕

歌詞抜粋

話がそれました。

3.久世さんの「さかなのとけい」


久世さんに、いくつか魚の時計を見せていただき、
プレゼント用と自宅用の2つ、Sサイズ時計を購入しました。

なんだかこの時計で時を刻むことで
何かが変わるような気がしました。
この時計で進む時間は、
今までの時間とは違う「新たな時間」になるような。
いま、我が家リビングのイノベーターカレンダーの上にいます。
音がしなくて、時の針だけがすすんでいきます。
この時計を見るたびにほっとします。
魚の目は「木象嵌」です。

さかなとけい、いつもここにいてくれます


プレゼントしたお宅のさかなとけいくん とけいの木目と壁の木目が合ってる!!



時計と一緒にこの小さな椅子も購入!

久世さんの椅子!サイズは 横4.7cm 縦4cm 高さ9cm です


実際に作家さんの工房に行ってみたのは今回が人生初でした。
行ってみて作家さんに直接お会いしてお話しして
作品を見せていただいて購入するのは、
ショップで市場に流通している商品を購入するのとは異なる
貴重な新たな経験でした。
この日の帰路、久世さん工房を訪れたことで、
改めて自分自身について考えてしまいました。
「わたしはどうしたいのか」
現実に作品を作って生計を立てている作家の姿を見て
「現実にこういう人はいるんだ」
「作品を制作する人」というイメージが
素直にまっすぐ身近に実感できたのです。

この時の私は休職して数週間経過して
ようやく少しは眠れるようになり
だんだんと回復してきたタイミングでした。
自分が「ハンドメイド作家を目指そう」なんて
まだ考えてもいなかったのですが、
この出会いが、永年閉ざしていた、
脳の思い込み扉を開く「鍵」になりました。
そして、この日を境に
久世さんのさかな時計が
確実に私の「新しい時間」を刻み始めました。

6月最終週、
そんな出来事があり、やっと重い扉が開いて
その隙間からさしてきた一筋の光、
それがインスタのマルシェ広告でした。
私の「ハンドメイド作家を目指す」のスタートになるのです。
このことをまず形にしたいと思い「note」に書いたのが
「ハンドメイド作家を目指す」① です。

4.「今、このnoterが面白い」pickupの件


そして、最初に書いた記事はラッキーなことに、
山門さんの「今、このnoterが面白い」に取り上げていただき、
その効果でアクセスおよびフォローがUP!
びっくりしました。
まるで後押ししていただいたようでめちゃめちゃ嬉しかったし、
モチベ上がりました。
何か波が来ているかも、なんて都合よく思いましたが、
否、山門さんのおかげです。
山門さん、ありがとうございます!
私自身、非常に嬉しかったので、
私もいいなと思ったnoterさん記事には
積極的に「すき」&「フォロー」をすることにしました!

5.そして矢祭町

余談ですが、山門さんの記事の中に、「矢祭」の記事がありました。
これには本当にびっくりしました。
「矢祭」は我が家「ガソリン散財ロングドライブ」の
恒例コースの一つだったからです。
noteの記事を見ていて「矢祭」の文字を見つけて
わあ、矢祭だ!矢祭のことを書いてる人がいる!
と嬉しくなって見たら、
なんと山門さんの記事だったのです。

いつも車で行くので、山門さんのように電車で行ったことは無かったです。
今年四月、車窓から撮影した矢祭町の風景です。
矢祭町、遠いけど美しいところです。機会があれば行ってみてください。

木材置き場
茶畑がきれいです、きれいに草が刈られています
桜が咲いています
いろんな風景を見るドライブ、楽しすぎる
そして同日数時間後の帰路東京 ああ帰ってきちまったよという感じ

6.まとめ「人生はテトリス」

始まりはスタンプ作者のことを調べてみたことで

ラインスタンプ
作者ダンナさんの久世さん
インスタマルシェ広告
note 活用

「今、このnoterが面白い」
山門さん
矢祭町

繋がりました。
その時は気付かなくても
十数年あるいは数十年後に
奇跡のように繋がっていくこともあるのだなと実感。

以前の私は
「時間」は過去の積み重ねでできていると思いこんでいて
過去に囚われて生きていましたが
ある時そうではなく、
時間は未来から流れてくる一方通行」という考え方に出会いました。
未来へは進めるけど過去時間には戻れないので
まさに「一方通行」です。
順番に「未来」という上流から「桃」が流れてくるイメージです。

テトリスみたいです。
上から落ちてくるパーツがそろってクリアみたいな。
そろうまでは日々蓄積してタイミングを待つ壮大なテトリス。
待つだけではなく、
落ちてくるパーツをくるくる回して形にするのは自分です。
実はパーツを落としているのも、自覚無しの自分だったりするのかもです。

そう認識すると「ああそういうことだったのか」と
腑に落ちることが多々在り。
まさに必然の奇跡です。

7.おまけ「ときめきスタイル社」

「ときめきスタイル社」について
このお店も私のテトリスパーツのひとつだったのかも。
1990年代、当時の私は20代後半から30代前半
たまにふと思い出す瞬間があります。
非常にインパクトの強い、アート感あふれる店舗空間でした。
当時、一度でも来店したことがあるなら
記憶に焼き付いている方が多いと思います。
こちらで古着&古いセイコー社の時計も購入。
骨董品ですが、ちゃんと動くものでした。
この頃から、時計が大好きです。

8.時計

最後に、
時計繋がりで「親父の左手」さんを紹介させていただきます!

1960年代の国産手巻き実用腕時計をこつこつと修理しています。 激動の時代を支えたおやじたちの左手にあった腕時計たち、彼らをこのまま朽ち果てさせたくなく。 このnoteは、その修理記録と当時のおやじたちに想いを馳せた物語です。

https://note.com/f_lefthand


1960年代ってこんな感じでした

以上、今回はここまでです。
相変わらず、話題がどんどんそれまくりましたが
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

またねー!

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